ステーションワゴンタイプで荷室にたっぷりの荷物を満載していることが、「怪しいい!」。それが職質を受けやすいポイントのようだ。
職質は何度か受けているので「またか」と思った。怪しいものは持っていないので「どうぞ、何でも見て下さい」と応じた。
特段、怪しいものは出てこなかったが、自ら隊員がバッグの中から出てきた十得ナイフに食いついてきた。

写真のようにナイフの刃先は短い。銃刀法では6センチ以上の刃物を携帯することが禁止されているが銃刀法違反には当たらない。
使用目的を聞かれたが、「便利なのでいつもバッグの中に入れている」と返答した。キャンプで使うなどの正当な理由がない場合は、十得ナイフでも「軽犯罪法違反になる」と警告された。
相手の態度が悪ければ、警察官の裁量権によって、武器を隠し持っていたとして、写真や指紋を取られて書類送検されることもある。
この話をホール関係者に話したところ、ある店長がやはり都内で車を運転している時に職質を受けた経験談を話し始めた。
場所は勤務先のホールがある所轄の管轄内だった。その時に出てきたのが釘調整に使うハンマーとゲージ棒だった。
「これは何に使うの?」
咄嗟に釘調整に使っているというのはまずい、と思った。自ら隊と生活安全課は、部署は違えども、同じ所轄なので釘調整用というのは憚られた。
「パチンコ好きの先輩がいて、自宅にパチンコ台を何台か持っていて、パチンコ好きが高じて自分で釘調整していて、その先輩から譲り受けたものです」
「へ~凄い人だったんだね」
それ以上、追及されることなく、釘調整の道具に関してはそれで終わった。
一難去ってまた一難。
今度はトランクから、メーカーの展示会でもらったお土産の数々が出てきた。
「パチンコ屋の従業員?」
「それも先輩から貰ったものです」
景品の次は50枚ほどの裏DVDだ。ラベルは無地。
「これ、児童ポルノじゃないよね」と鎌をかけられた。
趣味は熟女モノだったので、自信をもって「違います」と答えることができた。
それ以上の追及もなく職質は終わったが、車の中には何も置かないことに決めた。
都内はオリンピックを控え、これから職質は増える傾向にある。

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これからなんやかんや都内は増えていくかも
とはいえ ホント正に転ばぬ先の杖・・ 気を付けなアカンね
・・
ピンバック: ちゃーり
情け無い仕事なんですね
ピンバック: マーク
介護士さんの中には障害者の方の為の性処理としてマスターベーションのお手伝いを正式な形で行うこともあります。
大っぴらに人に公言しないお仕事もたくさんあります。
情けない仕事とか人を批判するのは簡単なことですが頂けませんね。
エリートや綺麗な仕事だけで社会は構成されない。
職業差別はやめましょう。
ピンバック: フリーダム
行動の自由や人権を何と心得てるのか?
歩行者も運転者もやたらに声をかけてくる。
警察署はもちろんだか交番前にも必ずお巡りさん立ってますね。
奉行所の名残りで伝統なのかそれともよっぽど警視庁は暇なのか?
大阪では職質はほとんどないし、交番前はもちろん警察署前も誰も 立っていない、せいぜい警察本部前ぐらいだ。
それどころか小さな交番は誰もいない時が多い。
自由な風潮が強い大阪人は関ヶ原の合戦以降とにかくお上や大勢というものに反発する革新的な空気が強い。
東京並の職質をすれば府庁や府警に対し市民から抗議が相次ぐでしょう。
東京では車内やトランクに何も置かない方がよさそうだ(笑)
話を戻すと調整用のハンマーとゲージ棒を発見して勤め先と役職を確認し、警ら隊員が所轄の生活安全課に通報すればどうなってだろう。
それにしても職質されたホールの方はヒヤヒヤもんでしたてしょうね。
調整道具が店の事務所にも置けない、持ち歩きもできないとなるとどうするの?嫌な時代になったもんだよ。
ピンバック: 調整
だから世間から呆れられ嫌われる存在になるのです。釘の調整は建前ではなく完全違法なんですよ。
ピンバック: たま