ここにきて、マルハンの低玉貸し専門営業ライト館に顕著な動きが見られる。
2点にまとめると、シェア拡大を目的とした機種構成と一物一価をはじめとする業界の変化に応じた等価交換への参入である。
低玉等価交換は、拡大する上で避けては通れない道、と見ることができる。この場合、仮想ライバルはダイナム信頼の森に代表される低玉専門チェーンであり、低玉貸しが席巻する市場では、それに特化した営業でないと対抗できづらい、という側面がある。
一物一価の問題で、極端な営業転換を迫られることが予想されている市場では、現在の4円貸しメインの営業形態では、中小、弱小からなる1円専門連合軍には、シェアを奪われてしまうことが予想される。
これに対抗する武器は、マルハンはブランド力、台数シェア、スケールメリット(中古を含めた機械調達力)やソフト(接客、オペレーション)などの強みがあるのだが、より差別化を目指すうえで等価営業は避けられないと見られる。
等価営業は先に挙げたマルハンの持つ武器と連動することにより、各カテゴリの強化につながり、結果連合軍へ対抗し得る強大店舗へ育成されて行くものと見られる。
ライト館の機種構成については、等価営業参入に対する考察に比べ、よりシンプル、かつ明確に意図が伺える。
今後予想される大型低玉貸し専門店参入に関して、ついて回るマイナス要因は、参入前段階でのエリア客数調査で、市場に低玉客の絶対数が足りないことが予想される。
これが4円営業であれば、絶対的な支持率を獲得できる営業力やブランド力があったとしても難しくなる。
ダントツ1番店でも、客数から想定される利益額に不安がつきまとい機械代や出玉などの強みを削る営業や成長性に乏しいなどのマイナスから参入しない、という結論につながることになる訳だ。
これらを踏まえるとライト館に見られる甘デジの設置比率の高さとスタート時から続く高割数営業は、既存客を奪い取るだけでなく、スリープユーザーの発掘を目的としたエリア客数の拡大を目指す戦略が伺える。
市場に客数がいないのであれば、そこに市場を作ればよい、という論理から来るフットオンザドア的な戦略ともいえるのではないだろうか。
低玉貸し営業の戦略は、今後ますます多様化することが予想される。
多くの店舗が取る他店統計は、戦略を練る上で重要な材料となる。
ただ、この貴重なデータを活かしきっていないホールが多く見られるのも現実である。
低玉貸しに多く見受けられるバラエティー配列の島では、既存の4円営業と比較して、競合店の方向性や弱点が浮かびづらいのである。
シェア、客付率、支持率だけでは、競合に対する有効策が見えないまま、差が広がる恐れもある。
バラエティ構成の性格上、機種別に各数値を取ることは時間的な問題や人件費の問題から、人数自体を大雑把に取ることになり、データを活用できないことも一因となる。
上記問題の解決策は、実直に各機種、カテゴリーの人数を集める(複数店舗の定点調査では人数を増やすことや採取時間のズレに応じた係数を用いることでサンプルの精度は高まる)ことがシンプルな答えであるが、現実性に乏しい店舗もあるであろう。
そういったケースを補って余りあるデータがPPMの活用である。
ただし、ホールコンに標準装備されるPPMの機能は、使いづらいものが多く、より活用するために自作することが求められる。
まら、PPM分析の有効性は機械運用について、明確な指針となるだけではなく、他の分析と連動することによって、戦術の引き出しが増えることにつながる。
多くの店舗に見られる1の付く日は、1パチ+全店イベントでは、稼働アップに貢献できる材料に乏しいのではなかろうか。
機械投入と高割数営業は、性質上なかなか取りづらい手法であるため、分析力を高め、活用することは、低玉貸し営業の次のステージにつなげるための、重要な武器となるであろう。
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パチンコ高度成長期ならいざ知らず、
今のマルハンは勢いはありませんよ、
マルハンを特別な視点で見る必要はないかと思われます。
ピンバック: Unknown
業界人なりすましコメントまたは業界人アルバイトレベルコメントは控えて頂きたいと思うのですが。
先日も私と同様のコメントがありました。
多くの業界人は、コメントを読みますと、業界人か異業界人かわかるものですよ。
いいですか、そもそもパチンコ業界関係者の店長レベルやオーナーレベルは、業界トップグループの動向を気にするのが当たり前です。
マルハン、ダイナム、は特に動向を気にしていますよ。この2社を特別な視点で見ないとは、暴論であります。
特にこの2社の業績や戦略を無視出来る、気にしない、そんな業界人は、スタッフレベルしかいないでしょうね。
よって低レベルなコメントは入れないで欲しいのが私の気持です。
先日、私と同様のコメントを入れられた数名様も同じ気持だと思いますよ。
ピンバック: 元店長関係者N
[今のマルハンは勢いはありませんよ]このコメを書いた時点で、業界人なら疑問を持ちますよね。
ピンバック: Unknown
ホールについて語るには難しいのですよ。
日報ですが、正直コメントを入れるには勇気が要ります。それはコメントの質が高いからです。
そんな中で、場違いなコメントは、読んでいて目障りです。
業界歴が数年でも、マルハンの動向は重要なのは明々白々であるのですから。
ピンバック: Unknown
現在の弱いマルハンの稼動を見たらわかります。
迷走しているマルハンもあるし、
あらゆる意味で綻びが出ている。
マルハン新規出店したところで現在のマルハンは怖くはない、
皆様がこうやってマルハンマルハンと取り上げる事が逆にマルハンを調子づかすんです、マルハンより徐々に力をつけている会社を研究すべきです。
ピンバック: Unknown
23:00:26さん
貴殿は他のコメントの内容を全く理解していませんよ。
貴殿のコメントとは違う事を他様は書いているのですから。
→マルハン新規出店したところで現在のマルハンは怖くはない
このコメントが笑えるw
マルハンが怖いとかといーう問題ではナイのになーww
ピンバック: Unknown
知ったかぶりコメントを書いてますのは、どうせ一人。
営業さんが承認するんだから、読者はスルーしかない。
目障りなのは解る。
おいらも、コメントを読むのが嫌になってきたよ
ピンバック: Unknown
とてもレベルの高い読者の方が多い場に、一般人が書き込みをするのは、正直怖いです
でも、書き込みをしてみたいのも、また事実
ジレンマを覚えながらも楽しんでいます
とても珍しいケースなのでしょうが、1円の交換率に合わせて4円を引き下げたホールがあります
今のT1Yの機械でこの決断は、果たして英断なのか、ただの蛮勇なのか…
ただ、4円の交換率引き下げについて、今時点では混乱は生じていないみたいです
普段から見ているホールではないため、定かな事は申せないのですが…
余談ですが、ちょっと質問させて下さい
何故、特殊景品の交換玉数が表示出来ないのでしょうか?
確かにグレーゾーンですが、あくまでホールで交換する景品の一種だと思うのですが
特殊景品の交換玉数の変更を告知するポスターなども、問題になるのでしょうか?
ピンバック: タクシー乗務員
先日マルハンに関する書籍を読んだのですが
マルハンの地域一番店(稼働率を指標)比率が95%に達していると書いてあった。
2円前くらいまでは8割と聞いていたが
いよいよ手がつけられない領域に入ってきた。
今後も500店舗目指しドミナント展開していくそうで
単純に出店店舗数、台数規模分の競合店が
下から順番にクローズに追いやられるだろう
低貸玉戦略でもマルハンとダイナムは対極
マルは競争率アップのための機械費は低貸玉でもジャブジャブ投入。
他4円からのチェーン内移動もできるのが最大の強み
そのへんの4円店舗より機種構成が良いくらい
それで1円等価
それに対し
ダイナムは安価で楽しめる娯楽の提供がミッション
機械費その他経費を抑えることにより低貸しで利益を出して営業できるモデルでの他店舗出店
店舗数が増えれば増えるほど利益も増えていく
というチェ-ンストア理論
周りをつぶしながら一人勝ちしていくマルハンVS
2~3年先の娯楽を目指しボランタリーチェーンで連合を組みたいダイナム
といったところでしょうか
将来的に信頼の森連合を組めたらPB機開発で化ける可能性はある。
そういえば信頼の森も最近1円等価やってますよね?
低交換は駄目だと判断したのかもしれませんね?
ピンバック: ア太郎
実は今回は予定稿で加筆・修正が前提にあったものがUPされておりますので補足を。
現在のマルハンさんは、大局的に視て低玉に全面的に力を入れるということは、無いと思います。
それはダイナムさんの決算短信を見て、多くの方がショックを受けたと思いますが、内的な要因で考えた時に、店内移動等から起こる利益バランスへの懸念・オペレーションや費用に対する効果についての懸念等を考えると、4円等価路線の方が勝る事と、低玉営業というゲリラ戦が通用しやすいカテゴリに対応しにくいという理由からです。
サンプル(店舗数)を多く持つ中で、あらゆる営業を試せる可能性のあるマルハンさん(実際低玉等価も試験的な側面もあると思います)には、エリアの低玉市場を牛耳るというのでは無く、新規顧客の開拓を担っていただきたい、また共存共栄であって欲しいと個人的には願っております。
然るになぜ今回の切り口での寄稿になったのか。低玉に依存する多くの店舗が存在する中で、マルハンさん以外・以上の競合猛威や低玉飽和のケースは沢山見られます。
今後市場がますます悪化し、力のある店が本気で狭い低玉市場を取りに来た場合に、市場を作る店舗と上手く共存することが出来ればと考え、また生き残って欲しいとの思いを通じ、中小企業に何かヒントになればとの思いで寄稿させていただきました。
ピンバック: 数珠
コメントを見る限りでは
一番目のコメントがデタラメだと分かりました。
ピンバック: Unknown
タクシー乗務員さんへ
タクシー乗務員さんのコメントは毎回参考にしていますよ。
一部で、業界人から見たら間違ったコメントを、HNを書かないで、しかもホール営業について語る人がいます。
この様な人と、タクシー乗務員さんは違いますから、私はタクシー乗務員さんにはドンドン書き込みをして頂きたいと思ってますよ。
ピンバック: 業界関係者
>>特殊景品の交換玉数の変更を告知するポスターなども、問題になるのでしょうか?
これは所轄の方針も大きい。
以前は明記する様に指導されていた地区もありました。
その逆で明記不可の地域もあったり。
最近ではどこの地区でも「等価交換」と書けないから「闘火」とか書いていますが、その当て字もダメになってきました。
昔ですが、スロットの設定を「アンコウ」とか「エビ」などで表示していたホールがありましたが、それもNG。
当て字とかそれに類似する方法もダメだと言われるのが主流。
特殊景品は一般景品と違って、デリケートな景品。扱い方法を巡っては、ホール側はお上のいう通りにするしかないのが現状ではないでしょうか。
等価交換のホールが、特殊景品の玉表示をしたら「射幸心を煽る」と指導され、同じ地区の低交換店は表示していても何も言われない事もありました。
現金に交換をするのが目的の商品ですからデリケートな問題です。
ピンバック: 業界関係者
成る程
要約すればマルハンは低貸しには参入してほしくないって事ですか
低貸しは小型店舗に任すべき
業界の縮小化を避ける為に
ピンバック: Unknown
>業界関係者様
ありがとうございます
言葉の通り、微妙な関係なのですね
都道府県警ごとの対応の違いですら現場が混乱するのに、所轄単位で判断が違うとは…
確かに同一区内でも、管轄如何で一物一価の対応が違うみたいですね
ご苦労お察しします
打ち手としては、ただ純粋に楽しめる環境になることを期待しています
ピンバック: タクシー乗務員