それは撤去遊技機明細書と中古遊技機確認書の自動作成機能だった。
昨年6月から中古機流通の運用が一部改正となり、ホール側でこの2つの書類を所轄に提出することになった。
正式な機種名のほか、遊技盤番号、遊技盤の枠番号、主基盤番号は数字の羅列で間違いやすい。
「パソコンで入力しているんですが、この作業が大変。特に1円コーナーは機種が多いので間違いも起こりやすい。書類が自動作成できるのならこれだけでも欲しいぐらい」と声を上げた。
また、電子取引にも連動しているので、旬の台を早期に売却することができる。
自社サイトを立ち上げれば手数料を取られない分、高く売却できる。
5店舗を運営するホールでは1年間で2000台の新台を購入。1700台を販売に出した。このうち1400台を自社サイトで、残り300台を一般の中古機サイトで売却した。
同じ機種を売却しても自社サイトを使えば、1台当たり6000円高く売却できる。その結果1年間で800万円以上の利益の改善が図られた。
これはアンフィニ社が1月にリリースした遊技機在庫管理システムPas-com v2だ。

提出書類の自動作成機能のほか、中古機の電子取引との連携機能、異なるメーカーのホールコンの統合機能など、ホール現場で必要とされる機能が新たに追加された。
遊技機の在庫管理や書類の自動作成機能、電子取引にも対応して、システムの月額使用料が1万2000円となれば、部長の目が輝くはずだ。
撤去した遊技機は廃棄されるまでは、チェーン店移動か自店の倉庫や輸送会社の倉庫などに保管されている。
店舗数が増えれば増えるほど倉庫の在庫管理は複雑になる。一元管理ができていないと倉庫に保管している台や枠を わざわざ買ったりすることがある。
複雑で面倒な遊技機の管理をするPas-comV2は、遊技機の入出庫をQRコードで管理している。
各台のセル番号、枠番号、主基盤番号をハンディーターミナルで移動するたびに読み取り、撤去台の台数や状態、所在地が事務所のパソコンでリアルタイムに管理できる。
遊技機管理の基本は、新台入れ替えとそれに伴う撤去台の登録だ。新台登録ではメーカー名や機種名はプルダウンメニューで入力していく。
例えば、新台を10台導入した場合、10台が外れる。
外れた10台を1台ずつ、チェーン店移動か、撤去かを選択していく。それによって「自店倉庫」、「輸送会社倉庫」、「販社倉庫」、「廃棄」、「電子取引」、「下取り」などの状態にあるのかが分かる。廃棄したときに初めて履歴が消える。

新台入れ替えと撤去機種の入力が完了したところで、各種書類発行ボタンをクリックすれば、変更承認申請書、撤去遊技機明細書、中古遊技機確認書などが自動作成される。


チェーン店の在庫管理を一元化することによって、例えば、チェーン店のA店が売りに出している台をB店が買ったり、倉庫に保管されている枠や台をわざわざ買ったりするような無駄が解消できる。
便利なことは分かったが、遊技機の在庫管理で大変なのは、最初に店舗に設置されている遊技機のデータベースを作るための初期登録作業だろう。項目は法人、店舗、島、台、機種登録と細部にわたっている。
さらに、1台ごとにセル、枠、主基盤に分離して管理するために、QRコードの読み取りが必要になる。
この面倒な初期登録作業を同社が代行してくれるので、安心してシステムを導入できる。ちなみに登録費は500台クラスで5万円より。
在庫といえども大切な資産である。在庫を見える化することで、利益を生み出す資産管理ができる。
全国的に稼働が低下し、収益が圧迫している時代に、コストをかけずに利益を出していくことは店舗管理者には必須業務ともいえる。

在庫管理・・・株式会社 ギャンブル
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ギャンブルと認めているのでしょうか?
ここは 株式会社 娯楽 でお願いします。
毎週入れ替え、大変な作業なんですね、書類の提出 所轄の検査 こちらは輪番ですから、週2日はパチ屋の検査で所轄も忙しい・・・
ピンバック: ・・・
冒頭の処分案について
ランニングから見て、プラスに見えている収益は費用又は減価償却のコストを入れると予想以上にマイナスのはずですが…
何かの、ソフトウェアの宣伝か、中古の暴落?はたまた、買い支えて来た、業者への不満か?何だろうか
一にも二にも、先を読まないと行けません。
アウトソーシングをかける、ランニングコストを下げる、キャッシュフローを上げる事。
若しくは、違う産業をさがすか…まさか、機械屋の選択は無いよね。
ピンバック: 業界人
この業界は面白いですね。
財務会計、税務会計、管理会計をごちゃまぜに発言する人が多い。
あと、キャッシュフローが分からない人もいるし、アカウンティング リテラシーがそもそも無いから混同しちゃうんだろうな・・・・
減価償却費は営業キャッシュフローに入れるものですよ。
資産を高く売却するのは当然で、比較すべきはDCFによる現在価値と売却金額です。
ピンバック: 混同