パチンコ日報

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無人化で将来は週休4日時代。その時余暇産業が花形に

年末年始(12月129日~1月4日)の営業結果がある。昨対でパチンコは23%減、スロットは26%減。全体では25%減といったところだ。コロナとは関係なしにパチンコ市場は毎年3%ぐらいの割合で漸減していたが、コロナの影響がいつまで続くのか計り知れない。

すでに事業計画の見直しは推し進められているだろうが、業績がコロナ前に戻ることは誰もが想像することができない状態にある。遊技人口が現状のままで、店舗が淘汰されれば、適正軒数となり稼働は戻るかも知れないが、店舗の淘汰以上に国民の可処分所得が減ることで遊技人口の減り方の方が早くなりそうだ。

週刊誌記者がコロナ禍におけるパチンコ業界の動向を取材するために、以前取材したことがあるスロプロ数名に連絡を取った。

「5号機で何とか食べていたが、この1~2年で辞めた仲間は随分いるよ。6号機では食えないからいずれ辞めるけど、就職先がなくて困っているよ。数年前までグランドオープンで全6を入れるホールもあり、抽選がケツでも6が取れた。日当は2万円を目指した。4万が取れそうなときはアルバイトも使ったが、そんな営業をする店舗もなくなった」(スロプロ)

スロプロが食えなくなったということは、それだけホールもシビアな営業になっているからだ。

週刊誌記者は馴染みの都内のホールの店長にも聞いた。

「ウチはプロも容認していたけど、今まで来ていた人たちがパタッと来なくなった。前みたいに出せなくなったことを敏感に感じ取っている。プロが来なくなったらガラガラになってしまった。パチンコは7割は戻っているけど、スロットは半分も戻っていない。4号機から5号機に切り替わった時の状態になっている。スロットは規制緩和がなければ終わってしまう」と危機感を募らせる。

コロナが収束した後で、パチンコ業界でどんな未来が拓けるのか?

全遊振の三井顧問は10年の長いスパンで大局的に観ると産業革命が起きていると指摘。5G、IoT技術により、自動運転で20~30万人のドライバーの仕事がなくなるほか、ロボット化によって人間のする仕事が少なくなることで、将来的には週休3日、4日の時代になる。政府がベーシックインカムを採用すれば、余暇産業の時代になると予測する。

「人間は外に出たがる。遊んでおカネが戻ってくる仕組みはパチンコにある。近場にあるパチンコはやり方次第では花形産業になる。鬼滅の刃の大ヒットで映画館が盛り上がったように、パチンコもヒット機が出れば、1割は戻ってくる。それまでの辛抱」と話す。



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コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. パチンコが花形産業というのはちょっと想像できないなぁ。
    今後、貧富の差が拡大すれば、今の客層はさらに質が低下しそう。

    ヒット機種が出ても、私自身は戻らない。
    ちゃんと探せばプラスの台に座れるなら、また行くかもしれないけど、そうなることもちょっと想像できないなぁ。
    イメージ悪すぎ  »このコメントに返信
  2. ピンバック: イメージ悪すぎ

  3. 金払って何喰おうが
    納得して払った対価が不味かろうが
    納得しようが
    次また行こうとなるか
    二度と行かないとなるか
    こんなもんでしょう

    パチンコってどうなのかが
    そもそも敷居が高すぎて
    5万なかったら4円で遊ばないよなんて
    平然と言ってる某大御所がいましたが

    ぶっ壊れてる

    そうでしょう?

    若者がスマホ課金するんだからその金
    パチンコ業界に落とさせないと。

    いやスマホゲーム月30万50万ホントに
    課金する子らいますが
    過程がねそもそも違う

    確かに等価そこに問題あるでしょう
    勝つのか負けるのかの2択のみなんだから
    勝率30%超えないとヒットしないとか言いますが
    負けの過程もゼロサムになってる

    気軽に遊べるのは游パチだけですか
    よくこういう話の過程で
    だから游パチ甘デジあるでしょ?
    と言われるけれども
    ワンコインで遊べる4円の開発必要でしょ
    若者はそこからでしょまず。
     »このコメントに返信
  4. ピンバック: 〇

  5. 要は、パチンコ、スロットで客が金儲けが出来るのか、出来ないのかそれだけである。客が金儲けが出来れば業界は栄えるし、金儲けが出来ないから業界は衰退するだけ。規制なんか関係なし。スロだっら設定6だらけにしたら業界は栄える。なぜならば、客が金儲けが出来るから。全台設定1だらけの状況では業界は衰退するだけである。何せ、ホールは売上や稼働は二の次。粗利益が全て。粗利益がホールの収入だから。
    匿名希望  »このコメントに返信
  6. ピンバック: 匿名希望

  7. 残念ながら、パチンコ業界が脚光を浴びることは、今後ないだろう。
    今後の世間一般の方の興味は、「健康の維持」であり、余暇産業は、それほど注目されないと思う。ジム通いやショッピング、旅行などはそれなりに復活するだろうが、飲食店とパチンコ屋は、厳しい経営が続くだろうね。
    ところで、専業の人は、パチンコ、パチスロやめたらどうやって生活していくのかね?今は、かつての就職氷河期ほどではないにせよ、大卒でも就職難になっているし、20代、30代という人生でもっとも大切な時間を「専業」で浪費してしまったから、就職するのはまず無理だろうな。専業で、仮に年収500万をコンスタントに稼げてたとしても、見えない部分でそれ以上の大きな損失を出しているのにね。
    真面目に働き、納税するのが国民の義務。義務を果たした上で、初めて様々な権利が発生する。
    換金禁止  »このコメントに返信
  8. ピンバック: 換金禁止

  9. 自分が使える金に見合う遊び方が出来れば、可能性は
    あるだろうけど、まあ無理だろう。
    行けば取られて終わりの店に、余暇がいくらあろうと
    行くとは思えないが
    ムム  »このコメントに返信
  10. ピンバック: ムム

  11. 遊んでお金が戻ってくるのは確かに大事だしギャンブルというジャンル以外にはそうそうない事だが、重要なのはその比率のほうだ。
    他の趣味の大半は、お金は戻らないがそれに見合う対価である物品等がおそらくほぼ必ず手に入る。
    今のパチンコは昔より確実に戻ってこない事が段違いに増え、戻ってきても少ない。

    やり方次第で花形ということにも疑問。
    損することは結局やらない業界だ。
    目前しか見れない業界じゃ、やり方など無いに等しい。
    それに今から種を蒔くようなレベルでもない。
    業界の畑には、これから育つようなモノは何もない。
    企業努力は何もせず、誰かが動いて規制緩和を願うだけ。
    確かに今の規制じゃヒット機など不可能だ。
    数字の部分であるスペック以外のヒット要素で、今の残りカスのような遊技機開発メーカーに作り出せるわけがない。

    残念ながらこの業界に先は無い。
    業界改革に必須なのはメーカーでもなくホールでもない。
    それは客だ。
    もっと大勢の客が冷静になり、今よりももっと減ることだ。
    荒療治だがそうでもしないとメーカーもホールも本気にならないだろう。
    そういう意味ではコロナ騒動で客が減ったのは良い事だと思っている。
    名無し  »このコメントに返信
  12. ピンバック: 名無し

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