パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

コロナ感染が怖いから休職扱いを申し出た社員

1月11日付の東スポの記事が話題になっている。

以下引用する。

大相撲初場所初日、日本相撲協会の芝田山広報部長(58=元横綱大乃国)が電話取材に応じ、序二段力士の琴貫鐵(22=佐渡ヶ嶽)が新型コロナ禍を理由に引退したことを受けて「『怖いから』では理屈が通らない」と語った。

琴貫鐵は9日に自身のツイッターで引退を発表。「このコロナの中、両国まで行き相撲を取るのはさすがに怖いので 休場したいと佐渡ケ嶽親方に伝え協会に連絡してもらった結果 協会からコロナが怖いで休場は無理だと言われたらしく 出るか辞めるかの選択肢しか無く 自分の体が大事なので」とつづった。

これに芝田山部長は「組織の中にはそういう人もいる。会社にもコロナが怖いから出社したくないと言う人もいるだろう」とした上で「それをみんなが言っていたら仕事にならない。対応ができないなら本人が出処進退を考えるしかないということ」と指摘。

また、協会は感染対策を徹底していることを強調し「(協会全体が)一丸となる中、それは違うと思う」
続けて「こうなったら師匠の手にも負えない。自分はそこまで聞いていないから部屋の師匠との話とは思うけど『コロナが怖いから休場させて』では理屈が通らない」と苦言を呈した。

以上引用終わり。

ネットでは芝田山親方の「怖いからでは理屈が通らない」発言に対して、「休場を選択できないのはパワハラ問題だ。休むなら引退はない。力士にも休む権利を与えるべき」と大相撲協会の対応に批判が殺到している。

琴貫鐵の休場を申し出てからの二者択一の引退は、大相撲の世界だけの問題ではないようだ。

都内のホールでも「コロナ感染が怖いから会社を休みたいので、休職扱いにして欲しい」と申し出た社員が出てきた。

上司も初めてのケースにどう扱っていいものか判断に迷った。病気やケガなら出社することが困難で働くことができない。
しかし、今回は「コロナ感染が怖い」という理由だ。上司は批判された芝田山親方の発言が理解できた。これを認めれば、後に続く社員が出てくることも予想される。そうなれば、ホール運営にも支障をきたすことになりかねない。

加えて、問題は休職扱いとなるとその間の給料である。

法律上、会社が休職中の従業員に対して給料を支払う義務はないため、休職中は無給となることが一般的だ。

会社を休んでいる間に給与の支払いがない場合、健康保険や労災保険から手当や給付金を受け取ることができる。休職理由によって受け取れる手当や給付金の種類は異なるが、休職前の給与の2/3程度をカバーできる。

で、ホールが下した判断は休職扱いにすることだった。



人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える
※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。
記事一覧

コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. おいら現役の頃の常識は今は通じないの
    ですね!
    風邪くらいで休むな!って言ったら、それはパワハラですよ!となるわけだ?
    つまり、
    今は新入社員が一番偉いさんですね!
    (^o^)v
    ヤマモリ  »このコメントに返信
  2. ピンバック: ヤマモリ

  3. 今までマスコミは、コロナ感染をさんざん煽り立てた。
    感染したら死んでしまうかもしれない、運良く生き残れても
    今度は後遺症に苦しめられるぞ、と。
    それを間に受けた人たちは、異常な程感染に対し警戒する。
    マスコミの煽りは、恐怖によって人々の行動を制御するのが
    目的なのだが、中にはこのように、その制御の斜め上を選択する人も出てくる。
    外にも出ず部屋に引きこもっていれば、そりゃぁ感染はしないだろうさ。
    だが、そんなのが生きていると言えるのだろうか?
    外に出ずに仕事をしたいのなら、それ相応のスキルを得て、外に出なくてもいい仕事に就くしかない。
    それができないなら、外に出るしかないのだから。
    外に出る以上、リスクは必ずつく。交通事故しかり、感染しかり。
    そもそも、感染を防ぐことができるという考え自体が誤りなのだろう。
    自然の驚異に対し、対処できるというのは傲慢というものだ。
    一般ゆーざー  »このコメントに返信
  4. ピンバック: 一般ゆーざー

  5. 公安職の者ですが、コロナだろうと原発が爆発寸前だろうと休職なんて発想は全くない。公務員は、身分が法律で保障されているが、休職に該当するには病気や怪我、介護などの現在起きているやむを得ない事情がないと無理だし、組織も休職は簡単に認めない。当たり前のこと。
    ましてや、自分の体で稼ぐプロの力士が休職願いとは、驚いた。自分ならコロナなんて関係なく、徹底的に稽古して、強くなる道を選びますが。
    協会のパワハラとか指摘があるようだが、これもおかしい。そもそもパワハラの定義から逸脱している。何でもパワハラと声高に訴える人がいるが、そういう人に限って、仕事はテキトーで組織のお荷物になっている場合が多い。
    コロナ感染が恐ろしいからといって、組織が休職希望者であふれたら、組織として機能はしなくなるから、倒産するしかないだろう。
    もちろん、プロなら引退ということだ。
    換金禁止  »このコメントに返信
  6. ピンバック: 換金禁止

  7. 自分じゃ考えられない考え方。
    まあ、今時の若いのならそういう考えにもなる人が
    いるのだろう。
     »このコメントに返信
  8. ピンバック: 無

  9. このような人種が消費者って最悪なんだが。もう二度と出てくんな、と言いたいね。
    それでいて、金をくれとかほざく。
    乞食以外の何者でも無いだろう。
    パワハラじゃねぇよ。パワハラとか言う奴がモラハラだっての。
    監視がなけりゃ何やっても良い、ってホント日本人の性質がだんだん表立ってきたな。
    この調子なら戦争ももう間近だな。備えないと。
    頭、本当に、大丈夫?  »このコメントに返信
  10. ピンバック: 頭、本当に、大丈夫?

  11. 力士は…、ちょっとだけ同情するかも。
    肥満型で高カロリー摂取で基礎疾患も多いって聞くし。
    マスクしてぶつかり稽古や本番なんてしないでしょ?
    一般職とはちょっとだけ別個にして考えてもいいのかも、なんて思う。
    ただ、組織のトップの決断としてはある程度納得。
    これを許したら俺も俺もとなって本場所が成り立たなくなるだろうし。
    何が言いたいって?
    引退力士の背景も知らず相変わらずここのコメンターさんは言いたいこと書いておられるなと。
    ま、ここのコメンターは高齢者が多いから若者の動向が気に食わないことが多いんでしょうね。
    コロナも怖いけど反コロナの方々のコメント内容もちょっと怖いな、と思った次第ですね。
    トキ昇天  »このコメントに返信
  12. ピンバック: トキ昇天

  13. 琴貫鐵は心臓に基礎疾患があったとの話で
    横綱はじめ力士の間にコロナが蔓延し
    そのことでの休場申し出だったというお話

    協会の言葉も理解出来ますが複雑ですね
    パチンコ大賞  »このコメントに返信
  14. ピンバック: パチンコ大賞

コメントする

パチンコ大賞 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です