毎年のように掲げられるのが、「手軽に安く遊べる遊技環境の整備」というスローガンだ。
しかし、それはもはや改善策というより“念仏”に近い。誰もが問題点を理解しているのに、構造は何十年も変わらない。
遊技機価格は高騰し続け、ホールは莫大な機械代を短期間で回収しなければならなくなる。その結果、営業は回収重視となり、釘は締まり、客は「遊べない」と感じて離れていく。
遊技人口が減れば、さらに一人当たりから回収せざるを得なくなる――。業界全体が、この負の循環から抜け出せていない。
もちろん、ホール側も黙っているわけではない。全日遊連は日工組に対し、機械価格や販売方法について是正を求めている。しかし、メーカー側からすれば「文句を言っても結局ホールは買う」という認識なのだろう。力関係は変わらず、問題提起は毎年繰り返されるだけで終わっていく。
その結果として表れているのが、ホール軒数と経営企業数の減少である。
組合員が減れば、当然ながら組合自体の存続にも影響する。中でも深刻なのが青年部だ。かつては青年部だけで200人以上いた組合が、現在は10数人というケースも珍しくない。これは特定地域だけの話ではなく、全国的な傾向だ。
人数を維持するため、定年を延長したり、一度退会した人に再加入してもらったりと、何とか体裁を保っているのが現状だ。さらに、本来はホール経営者しか加入できなかった青年部も、規約を緩和し、社長が認めた社員でも加入可能にした。
それほどまでに“次世代”がいなくなっている。
ある総会で、コロナ禍の時期に理事長を務めていた元ホールオーナーと話す機会があった。
当時、非常事態宣言下で休業要請を組合員に出す立場だった。「苦しくても頑張ってほしい」と仲間を鼓舞し続けたが、「本当は自分が一番しんどかった」と本音を漏らした。
結局、そのホールはコロナ禍を経て廃業した。
「子供は娘一人で後継ぎでもない。体力が残っているうちに閉めるのが一番だと思った」
そう語る表情には、どこか安堵すら漂っていた。
今の業界には、「こうすべきだ」という提言は山ほどある。しかし、提言を唱えるだけで、本気で構造を変えようとする動きが乏しい。問題点は共有されているのに、誰も決定的な一歩を踏み出さない。
総会で毎年繰り返されるお題目を聞きながら、業界が縮小していく根本原因は、まさにそこにあるのではないか――そんな思いを強くした。
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この物価高、そんな事にお金使う余裕ないし。
一生このお題目で、実際は真逆の営業を続けていくんでしょう。
ピンバック: 定年リーマン
思うに、個別企業の選択としてはそうなると思うのですが。
業界全体のことを考えれば、儲けている企業が自ら縮小して、一人当たりから回収する金額を上げないようにしないとならない。
儲けている企業が自ら動いてくれないのであれば。
少なくとも独占禁止法に触れる可能性があるのであれば毅然とした対応を取ることも必要ではないか。
ピンバック: crazydoctor
感覚的には、4円で、甘デジ開店から閉店まで負けたけど現金使用が1万で済んだ。という感覚。
この感覚がないから、客離れが離れて、さらなる稼働率が低下しているのである。
今のホールは、差玉、差枚数が毎日全台1台毎にどれだけ店のプラスになっているかだけである。だから、毎日全台設定1、渋釘のオンパレード。常に、最低出玉率での運用が当たり前。だから、客は見切りをつけたのである。
ま、シビアな客なんて無理だが。出玉で生活を養わせろだから。
ピンバック: 本気で業界が衰退したくなければ
感覚的には、4円で、甘デジ開店から閉店まで負けたけど現金使用が1万で済んだ。という感覚。
この感覚がないから、客離れが離れて、さらなる稼働率が低下しているのである。
今のホールは、差玉、差枚数が毎日全台1台毎にどれだけ店のプラスになっているかだけである。だから、毎日全台設定1、渋釘のオンパレード。常に、最低出玉率での運用が当たり前。だから、客は見切りをつけたのである。
ま、シビアな客なんて無理だが。出玉で生活を養わせろだから。
ピンバック: この業界は現実をみてないな。
ピンバック: ポンタ
現状が変わらない、変えようとする動きが乏しいということは「手軽に安く遊べる遊技環境」に変わらなきゃならないのが業界の課題、だと思っているのが総意じゃないということの表われなんですよ。
要するに、組織の舵を握る巨大派閥はそう思っていないということ。
パチンコ業界に置き換えるなら、業界の舵を握る大手企業たちは変えようとしてないということなんですよ。
もっと噛み砕くなら、大手企業はむしろ中小弱小には早いとこ撤退してもらいたいわけです。
欲を言えば可能な限り今の遊技人口を減らさずに邪魔な中小だけを排除する、という考えなんではないでしょうか。
実際に本当に心の底から困っているのは中小ホールだけでしょう?
言い方が辛辣だったのは申し訳ないですが、つまりはそういう事だと思います。
業界の将来が真っ暗だと思っているのは主に中小企業です。大手はそれほど思っていないという事の表われでしょう。
「手軽に安く遊べる遊技環境」にしたいなら、まずは大手を動かす努力が必要ということですね。
しかし中小から見れば業界は真っ暗でしょうね。
負の循環と言って間違いないでしょう。
企業一つ見ても子どもに跡を継がせない、自分の代で店を畳むという企業が増えてきています。
そりゃあそんな企業らから見る未来は暗いですよね。当然です。
そんな「業界の明日」を考えない企業ばかりの集団ですから、当然なんです。
でも大手から見る業界は必ずしもそうじゃない、とうことでしょう。
大手さんらはそんな明日を見ない中小に多少なりともユーザーを取られてるわけですからね。
無駄に感じてもおかしくはない。
結局はパチンコ業界全体のことよりも自分の企業だけなんです。
でもそれは至極普通な事。
中小だって自分の事しか考えていないでしょうから。
ホールもメーカーもまだまだ多すぎるんです。
ユーザー数に見合う正常な市場になったら、やっと大手は動きはじめるんじゃないでしょうか。
ピンバック: AI
この業界は、コアなファン層だけ取り込んでくるため、機械や営業方法を無制限で対応できるようにした結果、短時間遊技者を排除してしまいました。短時間遊技者層を再び取り込むには打ち止め制やラッキーナンバーに対応できる営業が必要です。
テレビゲームで言えばプレステやPCゲームに全振りしてしまった感じですかね、任天堂のようなライトユーザー層を狙う人たちがいません。
ピンバック: 獣