仕事柄、これまでホールやメーカーへの取材経験もあり、業界の移り変わりも見続けてきた。
そんな編集者が久しぶりに、かつて取材した都内のホールへ足を運んだ。
以前、対応してくれた店長はすでに退職していたが、新しい店長は快く取材を受け入れてくれた。
そのホールは繁華街のターミナル駅前にある。
世間では「パチンコ不況」「遊技人口減少」と言われ続けているが、その店内に限っては別世界だった。
平日でも客付きは良好で高稼働を誇っている
特定日ともなれば朝から400人ほどが列を作る。
店長はこう話す。
「新台は当然入れます。お客さんは新台を打ちたいですから。ただ、予算の上限は特に設けていません」
利益が取れている店は余裕を感じさせる。
機械代高騰に苦しみ、新台導入を制限する店が増える中、高稼働店は新台も買い続けられる。新台が買える店と買えない店の差は年々広がる一方だ。
店長の分析も興味深い。
「昔は家の近くのホールへ行く人が多かった。でも今は違います。近所の店が消えた。残ったお客さんは電車で移動してでも打ちたい専業・軍団と呼ばれる層。結果、ターミナル駅型に客が集中するんです」
ホールの大型化。
地方店や郊外店の苦戦。
業界で起きている流れを、その店は象徴していた。
さらに営業方針も明確だった。
「ウチは自由にお金を使える人向けに振り切っています。いわゆるギャンブラー層です」
決して、耳障りのいい言葉ではない。しかし、それが現実でもある。
今の市場を支えているのは、遊びとして少し楽しむ層ではなく、勝負を求める客だ。
特日になると整理券の売買まで発生する。
1桁番号なら5000円前後。中には3万円を付けたケースもあったが、値下げしてそれでも1万円で売買が成立することも。
そこまでして欲しいものは何か。
「勝負できる可能性」だ。
そして店長は、こんな持論を語った。
「4号機がなくて、等価交換が広がっていなければ、もっと健全な業界だったと思います。でも今さら射幸性を下げたら、ギャンブラーはいなくなる。業界も終わります」
皮肉な話だ。
射幸性を高めた結果、多くの客を惹きつけた。しかし、同時におカネが続かなくて離反した客の方が多かった。
一度、大きな刺激を覚えた市場は、元には戻れない。
強い刺激が標準になる。そうして市場は先鋭化していく。
編集者の頭に、店長の言う「4号機がなかったら」という言葉が引っかかった。
警察は長年、「著しく射幸心をそそる営業」を行政指導してきた。
にもかかわらず、なぜ「合法賭博機」とまで揶揄された4号機が認可されたのか。編集者の頭の中では「警察官僚、政治家、賄賂」という単語が渦巻いた。
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結果として双方の利害が一致し、合意した。これが本当のところなのではないか?
ピンバック: 通りすがりの風来坊
過去にCR機にだけ確変が認められた事と同じなのかな?
ピンバック: トクメイ
結局のところ、繰り返しているだけに関しては4号機から5号機への移行、5号機から6号機への移行により大きく変われていたハズだった。
しかし業界側が「業界壊滅」に恐怖を抱いて保身に走り、4号機種時代と似たような状況に戻してしまった。
今後、変われるとしたらトランプあたりが外圧かければ変わらざるをえないかもね?「ギャンブルとも遊技ともわからない中途半端なモノは直ちにヤメなさい!そして何年以内にカジノを造りなさい!さもなくば日本のありとあらゆるモノを対象として関税率を引き上げるぞ!」と。
日本は外圧にはめっぽう弱いですから。
ピンバック: 通りすがりの風来坊
実際、パチスロの裏物は1990年代半ばに隆盛を誇りましたが、2000年代には壊滅しました。
ピンバック: とおりびと
業界が盛り上がっている裏側ではファン層の質的変化が起きていた。
遊技人口の減少を客単価向上でカバーし、新台販売台数の減少を値上げでカバーする。
今やギャンブラー層しかいなくなった。
と思いきや、ホールはジャグラーが喉から手が出るほど欲しいわけじゃないですか。ジャグラーは稼働が落ちず最後まで使える。
レートを落としても吸い込む金額は一緒という意見もあるが、機械の方のベースが高くて大当り確率が高くなれば吸い込む金額は低くなるはず。
新規ユーザー獲得にはそういった入り口が必要だと思います。地道な作業ですけど。
ピンバック: crazydoctor
4号機も当初はノーマル機ばかりで、特にギャンブル性が高いわけではなかったですよね。甘い規制乗っかり様々な許しを受けて711枚、CT機、7ライン機、ストック機が生まれました。AT機はサブ基板による抽選だったので半分違法な印象です。
でもパチスロにはジャグラーをはじめとするノーマル機も残っています。これはパチンコで言えばドリームXとかファンキー7あたりにも満たない大当たり出玉、当時の羽根モノに近い存在でしょう。規制や運営を変えるよりも、今ある環境を維持するべく上手く運用していくべきではないでしょうか・
ピンバック: 獣
このサイトでいくら「原点回帰」とか「復活にはギャンブル性を削って娯楽化しないと」みたいな叫びがあるけど無理な理由がこれよ
記事の批判じゃないので悪しからず、寧ろ共感する側なので
現場が真逆の事してるでしょ
ライトな遊技ファンを捨ててギャンブラーをシコシコと育ててきたんだから
しかも現在進行形で育ててそれに縋りついてるんだから
それをこの店長は成功だと勘違いしてるわけですよ
ジャグラーなどがあるというコメントもありますがジャグラーはそんな店からしたら本音はいらないと思いますよ
零れ落ちるギャンブラー層の最後の篩みたいなもんですからね
あとは数少ない老人でも打てるスロット台という意味合いだったり、数少ないライト層を繋ぎ止める意味合いだったり
構図的には、低貸しのようなもん
店は4円20円オンリーで行きたいけど零れるくらいなら低貸しで繋ぎ止めたほうがいいってんで1円5円みたいな低貸しを作った、そんな立ち位置なのがスロのジャグなのよ
今更業界人は低貸しは癌だったのように言ってるでしょ?
ジャグラーは基本高稼働だけどコイン単価は低く利益率も低い、効率が悪い機種なの
本音はいらないのよ
いらないというかそういう層も高射幸機械で金を落としてほしいと思ってるわけ
こういう勘違いの店が全体のパチンコファンを減らし、ひいては業界の縮小を加速させるのよね
ピンバック: 真実はいつも一つ
専業や軍団の育成が業界の成長
専業や軍団の廃業が業界の衰退
ピンバック: もうこの業界は
借金してでも打ちたい、ヒリつくような勝負をした。そういう人がいないわけでもないから、そういう人のいるうちは受け皿があれば来るだろう。ただ客がいない田舎じゃ無理だけどね。
ライトユーザーはいなくなる一方だし、地方は衰退でなくなるが、都会は残る可能性はある。
ピンバック: もう打たなくなったオヤジ
その昔4号機が認可された経緯と、今も今後も冷遇期間がしれっと搭載される背景を並べて「大差ないがな」と言われる筋合いはない。
今の店舗は半ばギャンブラー養成工場で、それが功を奏してか業界の売上も漸増傾向。
「要は抜かれる額と頻度が増しただけ?」という気付きは一晩寝て忘れる必要がある。
くわえて抽選人数が増えるに連れて「最近、物騒な軽犯罪も増えてへん?」というヒップホップな突っ込みは、厳に慎まなければならない。
業界が「LT反省してます」的ポーズをいかに見せようが、財布に余裕あるメーカーがKUGiTAMA云々で瞬間ガス抜きをしようが、極限まで抜きまくる業界の大きなうねりは今後も変わりようがなく、無用産業は明日も盤石な点だけは胸張ってもええよ。
ピンバック: 三味唐辛子
メーカーの利益って新台販売に相当な依存してるよね
ってことは新台を次々売らないとならない
もっと言えば次の新台を早くかつ多く買ってもらわないとならない
でも、ホールは?
そう、ホールは逆
遊技台価格が高すぎるせいで1日でも長く多く設置しないと回収できない状況
かつ、基本的には良い台を長く使いたいのが本音
そもそも価格が高ければ高いほど長く使わないと回収できないわけだよ
なのに現状は【設置するだけで赤字】というクソ台ばかり
DK-SIS白書2026年版(2025年データ)では「パチンコの1台あたりの平均日粗利は2,518円」となっている
4円だと3000円台中盤くらいらしいが、それでも平均5か月ほどの設置でやっと回収が終わるわけ
当然利益出すにはそこからが始まりよ?
わかる?お互いがガッチリスクラム組んで都合の悪い方へ悪い方へ、バカな方へバカな方へ進んでるわけなの
だからのなのか近年、メーカーの販売営業が問題を起こす事がちょこちょこあったよね
業を煮やしたのか知らんが嘘を言って販売したとか
独禁法に触れてる、振れてない問題とかあったよね?
ホールは新台を買うほど負債を背負う構図なのに、メーカーは知らぬ存ぜぬで次々とお得意の圧で押し付ける
こんなの長く続くわけがないだろ
この流れになんとか乗っていけるのは一部大手のみ
メーカーだって小さいところから潰れていく
なんでこんな悪循環の増幅装置みたいな構造をそのままにしておくの?
…って真剣に言っても無駄だよな
なんせメーカーの連中はプロダクトアウトまんせーだし
日報でも過去にメーカー開発者のような目線の物申す記事で「せっかく面白く作ってるのにホールが全てダメにする」とか、もう勘違いの極みのようなバカコメしてた奴いたの覚えてるし
もうダメなんだろうな
ピンバック: 縮小まったなし