帰京のため高速道路へ向かっていた時だった。インターチェンジ入口付近で、段ボールに「東京方面」と書いた女性が立っていた。いわゆるヒッチハイカーである。しかも若い女性が一人。Aさんは迷った末、クルマを止めて声を掛けた。人生初のヒッチハイカーを乗せる体験だった。
女性はB子さん、30代前半。車内に乗り込むと、慣れた様子で会話を始めた。聞けば、静岡市内に住んでおり、東京へ行く際にはよくヒッチハイクを利用するという。理由は単純明快で、高速バス代3000円余りを節約するためだ。
「インターの入口が一番つかまりやすいんです」
そう笑うB子さんは、どの場所なら高速利用のクルマを捕まえやすいかも熟知していた。見た目も愛嬌があり、ドライバーに警戒感を与えにくい。さらにトラックに乗せてもらう際は、「必ず社名入りの車両だけを選ぶ」という。経験則から身を守る術も身につけていた。
話は自然と身の上話へ移った。
20代の頃はダンサーとして活動し、東京ディズニーランドやサンリオピューロランドでも踊っていたという。華やかな経歴だ。しかし現在は特定の仕事には就いていない。
そして、ここから話は思わぬ方向へ進む。
「実家、パチンコ屋なんです」
創業者は祖父。昔はおカネが数え切れないほど儲かったという。現在は父親が経営を引き継いでいるが、「今は全然儲からない」が口癖になっているそうだ。
B子さんは一人娘。しかし、ホール経営を継ぐ気はない。実家はホール以外にも飲食店や不動産業を営んでおり、将来的にはそちらを引き継ぐことになるらしい。
興味深いのは、ホールオーナーの娘でありながら、親から経済的援助を受けていない点だ。だからこそ、交通費を浮かせるためにヒッチハイクをする。しかし本人は「いろんな人と出会えるのが楽しい」と笑う。節約だけではなく、人との偶然の出会いそのものが魅力になっているようだった。
東京・三軒茶屋で車を降りる際、B子さんは深々と頭を下げた。その姿がAさんの印象に強く残った。
もし、今もパチンコ業界がかつてのように隆盛を誇っていたなら――。
彼女はダンサーの道を歩まず、ヒッチハイクを楽しむこともなく、自然な流れでホール経営を継いでいたのかもしれない。
だが現実は違う。
“継ぎたい商売”ではなくなった時点で、業界の未来は静かに変わり始めている。
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経済不安から外国人日本人問わずで凶悪犯罪が増加しつつある現状の我が国で(美人かどうかはともかく)「30代前半の女性がひとりでヒッチハイク」とかリスク高過ぎでしょ。
パチンコパチスロ業界の現状から目を背け、変わろうとしない業界に未来は無い!
以上。
ピンバック: 通りすがりの風来坊
実際、ヒッチハイク文化は今も普通に存在している。特に旅好きや節約志向の若者の間では珍しくもない。自分の常識の外にあるものを、すぐ「創作」と断じるのは失礼にもほどがある。
ピンバック: pachinko-nippo
それじゃこちらもブーメラン飛ばしますねw
『パチンコパチスロ業界の常識の外にあるものをしっかり受け入れて改革せよ。』結局、決めつけているから業界はそれを受け入れることが出来ず、変われていないってことじゃん。
ピンバック: 通りすがりの風来坊
こっちが言っているのは、「自分の知らない現実を、根拠なく創作認定するな」という話。一方、あなたが持ち出したのは「業界改革論」。似ているように見えて、全く別問題。
まず、業界が変われない理由は「常識の外を受け入れていないから」だけではない。
風営法、射幸性規制、遊技機認定制度、広告宣伝規制などパチンコ業界は法律と行政指導で雁字搦めになっている。飲食やIT業界のように、「思いついたから明日やる」ができる世界ではない。
例えば、ゲームセンターと融合したい。例えば、低貸し中心から時間消費型へ戻したい。
そんな発想は現場には山ほどある。しかし、やりたくてもできない壁が存在する。そこを無視して「受け入れろ」で済ませるのは、あまりに雑な議論。
しかも、あなたの理屈だと、「ヒッチハイクなんて危険だから創作」→「業界も新しい発想を拒否している」となっているわけだが、自分で危険だからあり得ないと決めつけておきながら、「決めつけるな」と業界批判に転用している時点で、完全な自己矛盾だ。
そこを履き違えて、「変われなかったから衰退した」と一言で片づけるのは、あまりにも浅い。
そして何より、今回の記事の本質はそこですらない。ホールオーナーの娘が、業界を継がず、ヒッチハイクを楽しみながら自由に生きている。その姿に、かつては儲かった商売が、子供世代に夢を与えなくなった現実が透けて見える。そこを読み取れず、「ヒッチハイクは創作だ!」で止まってしまう時点で、上っ面しか見ていないことになる。
ピンバック: pachinko-nippo
規制緩和など陳情せず、そのままいったとして機械だけをスマスロ仕様にすることもできるはずだ。
結局、業界は大きく変われるチャンスが二回もありながら自ら潰してしまったというのが現状。
なぜその5号機初期、6号機初期の機種仕様に戻そうとしない?
業界自身が言っているじゃん。
「パチンコパチスロはあくまでも遊技です。」ユーザーからすれば「だったら遊技仕様でいいじゃんか。違うの?」って話。
ピンバック: 通りすがりの風来坊
応援や意思表示の意味もあり来店すべきでした。
実際は閑古鳥ではなかったですか?
行うべき時期に行うことをせずに、後になって不平不満しかいわない。
恥ずかしいとは思わないのですか?
ピンバック: 煎餅
が、ホールは「5号機??とんでもない。高設定入れないと客が楽しめない仕様なんて全く商売にならない。低設定で波が暴れる仕様を!!」業界側の勝手な言い分じゃんwww
ピンバック: 通りすがりの風来坊
門外漢はすぐに「ホール業界は改革を!」といいますが、そこが難しい事をわかっていない。
業界は一枚岩ではないのです
ピンバック: 煎餅
ここで文句を言うだけでは、何も変わりません。
なので、貴殿が率先して、ホール業界の意見を取り纏めてみては、如何でしょうか?
ピンバック: トクメイ
ま、何があっても自己責任だし。
ピンバック: おすきにどうぞ
目先の利益を確保するために爆裂機ばかりになってしまうのが現状じゃないですか。eバイオハザード6がスペック変異システムを搭載ということで期待はしています。
ピンバック: crazydoctor
風営法、射幸性規制、遊技機認定制度、広告宣伝規制を盾にするのは違いませんか?
これらって最初から雁字搦めのように存在していたんですか?
もちろん風営法はあったでしょう。
ですが雁字搦めのように厳しくなってしまったのは過去の自分たち業界人の行動・暴走・放置の結果のツケではないんですか?
>例えば、ゲームセンターと融合したい。例えば、低貸し中心から時間消費型へ戻したい。
これだって業界がまともなままだったなら可能だったかもしれません。
規制は最初から雁字搦めだったわけではなく、業界側の行動(射幸性のエスカレート、不正、依存誘発、社会問題化等)が積み重なった結果として、行政・警察が段階的に締め付けてきた歴史的な事実をどこかに置いてきたような、まるで他人事にように感じました。
「できない壁」は最初から存在していたわけじゃないと思います。
であるならそれらを理由にするのは大人じゃない気がします。
何が言いたいのかと言うと、出来ないのではなくやらない、やりたくないんじゃ?ということです。
因みに、
「自分の常識の外にあるものを、すぐ「創作」と断じるのは失礼にもほどがある。」
という点は100同感です。
自分が理解できないからと言って悪し様に断じるのは理解力の乏しい方がよくやることです。
が…、そもそも風来坊氏の最初のコメントを読む限り、あり得ないなんて言ってませんし決して断じてはいないように思いますが。受け取り方の違いでしょうかね。
決して批判じゃなく建設的なやり取りに出来ないかな、と思い横槍してみました。
ピンバック: 名無し