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若年層調査が示す盲点。スロット偏重の危うさとパチンコ再評価論

ある遊技機メーカーが20~30代を対象に、遊技機に関するアンケート調査を実施した。現在、業界的にはパチンコよりもスロットに勢いがある。しかし調査結果は、その印象とは異なる示唆を含んでいた。若年層、とりわけ未経験者からの支持は、必ずしもスロットに集まっていないのである。

理由の一つは「見た目」だ。

パチンコは大型液晶搭載が標準仕様となり、映像演出も派手で視覚的訴求力が高い。一方、スロットには液晶非搭載機も存在する。代表例がジャグラーシリーズである。シンプルな筐体とGOGOランプの告知が魅力だが、未経験者にとってはその価値が視覚的には伝わらない。

初めてホールに足を踏み入れた若者が、ファーストインプレッションでどちらに座るか。調査では、派手なビジュアルを持つパチンコを選ぶ傾向が強かった。地味か派手かの二択であれば、多くは派手を選ぶ。これは遊技性以前の問題であり、入口段階の心理を示していることが分かる。

ジャグラーの「ペカり」は経験者にとって中毒性のある快感である。しかし初心者は、そのランプが点灯する意味すら理解していない。文脈を知らなければ、シンプルさは魅力ではなく情報不足として映る。

さらに興味深いのは料金体系の認知差である。4パチと1パチの違いを理解している者は、リスクの低い1パチを選択する。しかし何も知らない状態で入店すれば、4パチにそのまま座る可能性が高い。最初の体験が高投資・高リスクとなれば、リピートに影響することは想像に難くない。

業界の最大課題は新規顧客の開拓である。その流れでスロット偏重が続いているが、今回の調査は別の視点を示唆した。入口としての魅力は、依然としてパチンコが握っている可能性があるという点だ。

そうであれば、パチンコの遊技体験そのものを再設計する必要がある。現在主流の1個返しは出玉スピードを演出できる一方、遊技性は希薄になりがちである。

かつてCR機登場以前の現金機時代に存在した7個返しのようなスペックは、初心者には優しい。

スロットの強さを否定するものではない。しかし新規層を取り込む入口戦略としては、パチンコの再評価が不可欠である。派手さだけでなく、遊びやすさと面白さをどう設計するか。今回の若年層調査は、その原点回帰を促している。



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コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. 台メーカーは、パチンコ店のニーズに合った台を販売します。
    そして現在のパチンコ店のニーズは、ヘソ賞球1個の高射幸LT機。
    なので、娯楽の原点からどんどん離れています。
    果たして客の財布がいつまで持つかw
    トクメイ  »このコメントに返信
  2. ピンバック: トクメイ

  3. ホールの方に羽根物の話題を出した時に「はぁ?」という反応をされた。どうも遊べる機械で新規ユーザーを増やそうなんて発想はあまりないようで。

    それはそうだなとも思う。ホールの場合ある意味店舗完結型じゃないですか。採算が取れていればいいわけで。ホール数の減少、ユーザー数の減少の影響を強く受けるのは実はメーカーの方だということに気付いた方がいいですね。

    ホールがヘソ賞球1個の高射幸LT機を求めてるというのは事実かも知れません。メーカーがそのニーズに応えるとユーザーが減っていく。

    ホールはスロットで抜ききれない分をパチンコで抜きまくるという営業をしているんじゃないかと想像しますね。
    crazydoctor  »このコメントに返信
  4. ピンバック: crazydoctor

  5. 賞球1個というのは調整者には易しい仕様ですね。7個だと戻し玉が再入賞する確率が上がるので、少し開けただけで30回40回と大化けする可能性があります。でも店と客との勝負という感じが良いのではないですか。

    新規顧客だけでなく現在の顧客が、新機種にどれだけ魅力を感じるかというところも見た方がいいですね。現在顧客がちょっと打ってみようかと思わせないような機械は新規にも無理でしょう。見た目だけでなく過激なスペックがハードルを上げていますけどね。
     »このコメントに返信
  6. ピンバック: 獣

  7. こういう「派手だと選ばれる」みたいな事書いちゃうとおバカなメーカーが更に派手にして機械代を高くしそうですけど。
    そうなるとさらに遊技人口は減りますけどね。
    後半の内容には全肯定ですけどパチンコ業界はしばらくは純粋な娯楽へは戻れないと思います。
    上がり目がくるとすればこのまま衰退してボトムアウトするポイントが来る時です。
    そこまでは衰退は免れないと思われます。
    楽観的な業界人たちの中にはすでに超えたと思われてる方もいるようですがまだ先ですよ。
    そこまでこの超高射幸性の機械らで生き残れるかどうか。
    初心者に優しい機械が考えられるのはその後でしょう。
    今はまだ高射幸性路線しか見てません。
    余裕がないんでしょうね。
    名無し  »このコメントに返信
  8. ピンバック: 名無し

  9. 客飛ばしてるのはホールで
    射幸性を求めたのは遊技者ですが
    ご新規お断りにはなってる気がしますねw
    業界人  »このコメントに返信
  10. ピンバック: 業界人

    • さもメーカーだけは被害者だという意識付けをさせたい匂いがプンプンする臭いコメントだな。
      得意気に言ってるようだが、ホールはユーザーを飛ばし、メーカーはホールを飛ばしてんだよ。
      それぞれの立場から客という定義で言えばこうなんだからそれぞれが客を飛ばしてるだろ。
      で、ユーザーが射幸性を求めた?
      求めたら作るんか?アホも休み休み言ってくれ。
      なら言ってやるよ。ユーザーが求めてるのは勝てるスペックだよ。全ユーザーが求めてると言っても過言じゃない。

      ほら、作れよ。求めたら作るんたろ?
      なんでこんなのもわからんのよ  »このコメントに返信
    • ピンバック: なんでこんなのもわからんのよ

  11. リピーターの確保。
    まずは「楽しい」「低コスト」と思わせることは大切ですよね。
    Key  »このコメントに返信
  12. ピンバック: Key

  13. ヘソが何個返しか?論は、本質的な課題からは程遠いですね。結局、ホール経営の生存戦略における最も重要なファクターは、誰が、なぜわざわざ時間と金を使ってホールに来るのかという一点に尽きます。
    ホール側が利益確保のために行う調整とユーザーが体感する千円スタートに極端なギャップがあれば、若年ユーザーはすぐにSNSで遊べないとコメントしますよ。新規層でもスマホ一つで、ボーダーがわかっちゃう時代ですからね。
    メイン基板  »このコメントに返信
  14. ピンバック: メイン基板

  15. どんな機械出ても同じだよ
    スロットは出せても
    玉は何がなんでも出したくないから
    133.149.87.172  »このコメントに返信
  16. ピンバック: 133.149.87.172

  17. 何をやろうが無理。足並みもそるわないし、今だけ自分だけよければいいって業界なんだから。
    興味が失せた  »このコメントに返信
  18. ピンバック: 興味が失せた

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