2017年には岐阜・高山にインバウンド専用パチンコ店「「CAFE&PACHINKO EBIS」がオープンしたり、インバウンドを積極的に取り込みたいホール向けに、「ホールスタッフ向けの外国人のお客様対応シーン別教育DVD」を発売する会社も登場した。
ところが、コロナ禍でインバウンドは一旦リセットされてしまった。コロナが終息してインバウンドが再開されたのは2023年から。ここから、日報では具体的にインバウンドコーナーの新設、安く遊べるインバウンド専用台の開発、定額パチンコ制度の導入、パチンコ体験を上野のショールーム活用、遊技機の各国の言語対応などを提案してきた。
パチンコ業界でインバウンドに成功している事例として韓国人客で賑わう福岡・博多の「プラザ博多店」のケースを取り上げたが、韓国から近い立地特性もあり、イレギュラーな成功例で全国に通用するものではないと感じた。
現在のパチンコ業界のインバウンドの実態は、都市部の繁華街にあるホールで、迷い込んだ外国人観光客が数分間、爆音に圧倒されて店を出て行くのが現実だ。興味はあるけど遊技までには至らない。
そんな中、フィールズと業務提携しているダイコク電機が、2027年4月を目処に、訪日客向けの「パチンコ体験ツアー」を開始すると発表した。参加費(予価)は1人3万円。全国のフィールズのショールームで実機レクチャーを行い、提携ホールへ送客。多言語対応の設備で実戦を体験してもらうというパッケージだ。
ショールームでパチンコのやり方を理解した上で、ホールへ繋ぐ導線こそが、最も効率的で安心なインバウンド対策の一つでもある。
ところが、パチンコ初心者の外国人が最も戸惑うのは、意外なことに操作方法ではない。あの、鼓膜をつんざく「爆音」と、まぶしさの限界を超えた「フラッシュ光」だ。
業界人にとっては日常の風景だが、多くの外国人にとって、あの環境は「感覚過敏のパニックを誘発する非日常」でしかない。
3万円でパチンコを体験する以上、提供すべきは「耐え忍ぶ遊技」ではなく「贅沢なエンターテインメント」であるべきだ。
インバウンド専用の「低騒音・低照度ゾーン」の設置や、快適なシート、そして何より「耳栓を渡して放置する」のではないホスピタリティが求められる。
次に直面するのが、最大の「怪しさ」を醸し出す3店方式の説明だ。
特殊景品を持って、店の外の狭い窓口へ行くプロセスを、彼らは「マフィアによる裏取引」や「違法なマネーロンダリング」のように感じてしまうリスクがある。
これを隠すのではなく、むしろ「日本独自の法的解釈が生んだ、パチンコ文化」として、エンタメの文脈で正々堂々と説明できるガイドが必要だ。
パチンコはギャンブルである以上、負ける客がいるのは当然だ。
本当にやらなければならないのは、「負けても、日本で一番エキサイティングな時間を過ごせた」と確信させる体験だ。遊技の結果に依存しない「満足度」の担保。負けたけど楽しかった、面白かった、という体験だ。
インバウンド客にとって、彼らが本当に求めているのは、その国でしか手に入らない「体験」と「モノ」だ。景品カウンターに並ぶものを、アニメの限定フィギュア、伝統工芸品、地酒、あるいは「パチンコ体験ツアー限定のノベルティ」などにシフトさせるべきだ。 「パチンコで手に入れた、世界に一つだけの日本土産」となれば、喜んで景品を持ち帰ることだろう。
最後に求められているのは、ホール側の意識改革だ。パチンコを「射幸心を煽って金を吸い上げる機械」と見るか、それとも「世界に誇るべき、日本独自のデジタル・エンターテインメント」と見るか。答えはもちろん…。それ以上は言うまい。
※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。
それともホールに、こういうツアー専用のシマか台でも用意するんですか?
ピンバック: 定年リーマン
なんでこんな確変、時短、ST、大当り出玉の大小と複雑な仕組みしてるのか。要するに分かりづらくしたいんでしょうね。大当り確率と出玉が分かればボーダーが判定できるじゃないですか。そこをごまかしたいのかなと。
逆に言うと情報を開示しすぎている。ネットを見ればボーダー情報はすぐに検索できる。それら情報を駆使して勝とうとするプロや軍団が、素人の勝ちにくい状況を拡大する。
原点に返れば「ルールの分からないゲームなんてつまらないでしょう」ということです。
ヘビーユーザーはいいんですよ。今のままで。
ヘビーユーザーと新規で始めようとする人は人種が違うのです。
ピンバック: crazydoctor
ピンバック: ま、インバウンド客相手にも
ピンバック: ま、業界は
個人的には、わざわざ日本観光に来ているのに、貴重な時間をパチンコなんかに費やしてほしくないですね(例えば1週間2人で往復100万かけて来るわけです)。
カジノはホテル併設で24時間やっているところもあり、飲食もでき空き時間を有意義に過ごせるのでよいですが。
ピンバック: 獣
その結果にお金が戻ってくる可能性があるという、ギャンブル性はおまけ認識で。
あくまでパチンコはギャンブルではなくゲーム機的な位置。
あとはそのゲームだけで「面白い」と思わせられるか、というところ。
使ったお金分くらいの満足感を持ってもらえれば成功でしょう。
そうするだけでも多くのホールは苦戦するでしょうけど。
今のほとんどの日本人ユーザーにとってのパチンコパチスロは、もうそのゲームとか遊技性とかはどうでもよくそっちのけですからね。一過性なんかじゃなく依存しまくりです。
当たって玉出してカネが増えるかどうかの手段でしかない。
なので今や極論で言えば内容とか演出なんてどうでもいいという考えの打ち手ばかりでしょう。
昨日の記事にも繋がりますが、パチンコを娯楽に戻すにはこういうユーザー層をガラポンして排除し、低射幸低投資で遊ぶ客をメインに据えないとなりませんよ。
インバウンド戦略がひいては自国の庶民へのアプローチになればいいんですけどね。
ピンバック: カラス
専業や軍団なんて、それで生活を養わせろである。
ある種、転売ヤーと同じ構図。で、転売で生活を養わせろと。
転売ヤーは買い占め、専業や軍団は良台の独占。で、皺寄せを受けるのは一般層。
どちらも、業界と一般層にとっては、邪魔な存在。
ピンバック: つまらん
我々、日本のパチンコファンが忘れてしまったパチンコの本当の愉しみ方を、
インバウンド客の方が理解していますね。
日本人が外国人から学ぶ事は多そうです
ピンバック: 煎餅
今のパチンコのスペックとホールが提供する調整でも楽しめると言い張るのなら、ぜひ友人知人、家族親族なんかを誘って下さい。
ピンバック: 馬の耳に念仏
大体、この業界のエンドユーザーなんて、金儲けの道具でしか見ていないだろう。
やらなくなった理由も、出玉で金儲け出来ないから止めた、だからな。
ピンバック: ま、業界は
中小糞ボッタクリ店の関係者には、馬耳東風w
ピンバック: トクメイ