ホール時代は年収700万円だった。現在は親せきが経営する飲食店で店長をしているが、年収は500万円に下がった。それでもパチンコ業界を去ったことに後悔はしていない。
なぜなら、パチンコ業界時代、役職者は、サービス残業は当たり前で、家族サービスも十分に出来なかった。そして、何よりも子供にも胸を張って今の仕事のことを話せるからだ。
業界を去って6年。今だから話せる業界話を教えてくれた。
「1パチ主体になっている以上、これから先元居た会社でも大きく飛躍することはないと見切りをつけました。1円で稼働を上げるには閉めては絶対ダメです。そのためには如何に機械代を安く手当てできるかがカギになってきます。そのためにもグループ化などで規模の拡大が必要になってきます。今後、業績を伸ばすというよりも、現状維持できればまだいい方じゃないでしょうか」
業界を去った理由の一つに同社のやり方では達成感が得られなかったこともある。
「本部の指示通りにやるのが店長の仕事でした。ロケーションによって、1円と4円のスタートもすべて決まっていましたからね。おカネと施設と人の管理をするのが店長の仕事でした。これができているから、逆にローコスト経営ができたのだと思います。しかし、仕事の面白味はありませんでした」
ライバル店についてはこんな見方もする。
「うちは指示通りにできる人材を育成していたともいえるんですが、そういう観点からすると行き当たりばったりでノウハウがないように感じます。昔は新規出店すると周りを潰すまで出しましたが、そのやり方も通用しなくなっています。そこにいた社員を採用したことがあります。主任クラスでしたが全然使えず、どうしようもなかったです」
パチンコ専業ではこの先会社は頭打ちになる事は重々分かっている。第二の柱として考えているのが、電気自動車への投資だという。さすがにノウハウがないものを一から立ち上げることは考えていないが、将来性がある分野として電気自動車に着目しているようだ。
それ以外にも、新たな業界開発を目指し、フランチャイザーになることだ。今、業界では飲食事業を手掛けているケースもあるが、ほとんどがフランチャイジーで経営権を買っているが、これでは商売としてのうま味はない。やはり、儲かるのはフランチャイザーだ。
さて、この話が5年後、10年後にどう開花しているかが見ものである。

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別に今話さなくてもよかったよ!
業界衝撃話でも聞きたいけど
ピンバック: ハヤシライス
ピンバック: たまや
しかも身内が世話をして貰えるんだからパチンコ屋の店員上がりなら最高に高待遇だろう。
今年も何百人もパチンコホールに内定が決まったってニュースを見たがお先真っ暗で数年で夢が砕かれるんだから近い将来のお前らだぞ〜?パチンコ屋店員でした。特技は、パチンコ屋の接客です!走って駆け付ける体力なら誰にも負けません!数年で辞めましたが…とか言っても「はぁぁ?」だぞ。
数年だけとか考えて3年でも無駄にしただけでお陀仏だから。
よ〜〜く業界研究して就職しなよ。現先輩達は、いつ泥舟から逃げ出そうか慌ててるみたいだから(笑)
ピンバック: パチンコは、オワコン
これでは何をやっても上手く訳がないわな。
ピンバック: kagami-1919
ピンバック: ずのり
という文句に期待したが特に真新しい発見は無かった。
最後の何行か以外はまったく必要なかったかと。
ピンバック: むすめふさほせ
子供も親の仕事を誰かに聞かれたときに答えたくないでしょうし。
年収下がってもまっとうな職につけたのは今後の人生にとって
間違いなくプラスだと思うので大正解かと。
ピンバック: 月1パチンカー
行きつけの店を夜に覗いてみましたが、日曜にもかかわらず1円の甘海でも総回転数が2000回転前後とか。
昨年からの新基準、来年からの新たな規則改正の施行、せっかくパチンコ、パチスロが昔からもってた゛遊べる゛遊技の回帰へのチャンスなのに、もうその気はないんですね。
ピンバック: あ
ピンバック: 虎
ピンバック: 獣