パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

制度疲労の3店方式。次の一手は「2店方式」か、それとも「ポイント経済圏」か

パチンコ業界を支えてきた「3店方式」が、制度として限界に近づいている――。日報ではこれまでも繰り返し指摘してきたテーマだが、水面下では、その先を見据えた動きも出始めているようだ。

そんな中、一部のホール企業では、景品問屋を介さない「2店方式」を正式に認めてもらえないか、という検討が始まっているとの情報も聞こえてくる。あくまでも噂の段階ではあるが、業界が現状維持だけでは立ち行かないという危機感の表れでもある。

現行制度では、パチンコ営業に認められている3店方式をゲームセンターが同じように行えば違法となる。この違いは風営法上の営業区分に基づくものだが、「なぜパチンコだけが認められ、ゲームセンターでは認められないのか」という点を真正面から争い、最高裁まで持ち込んだ事例はない。

つまり、現状は司法判断が下されていないまま制度が維持されている状態ともいえる。誰もその扉を開けていないだけであり、その意味では制度の安定性は決して盤石とは言えない。

一方で、換金システムそのものを法的に明確化するには、最終的には「パチンコ業法」の制定が避けて通れない。しかし、この構想には大きな壁がある。業界内でも、大手チェーンと中小ホールでは温度差があり、多くの中小事業者は現行制度の維持を望んでいる。制度変更に伴うコストや経営環境の変化を考えれば、それも無理はない。

そのため、パチンコ業法の制定は議論の前段階で、実現までの道のりはかなり先の話になりそうだ。

仮に将来、業法が整備されるなら、従来の換金という考え方自体を見直す発想も考えられる。

例えば、会員カードに蓄積された貯玉・貯メダルを「ポイント」として管理し、そのポイントを地域の加盟店で買い物や飲食、サービスの支払いに利用できる仕組みである。

軍資金は貯玉を使い、日常生活ではポイントとして消費する。現金へ交換する必要性は大幅に減ることになる。

この方式が実現すれば、景品交換所という現在の仕組みは大きく姿を変える可能性がある。

ホールで獲得した価値が地域経済へ直接流れ、商店街や飲食店などとの連携も進む。パチンコ業界だけで完結する経済圏ではなく、地域全体を巻き込んだポイント経済圏へ発展する可能性も秘めている。

実は「会員カードを街中でも使えるようにしよう」というアイデア自体は、業界内では何年も前から語られてきた。しかし、3店方式が機能している間は、本格的な議論には至らなかった。

しかし、制度疲労が指摘される今だからこそ、次世代の景品交換システムを真剣に考える時期に来ているのではないか。

もちろん、法制度の整備や社会的理解など、乗り越えるべき課題は数多い。それでも、現状を守るだけでは未来は開けない。3店方式という歴史的な仕組みの次に何を描くのか。その議論を始めるタイミングは、すでに訪れている。



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「遊技機メーカー社員とは結婚できない」。花形産業から、結婚相手にも選ばれない業種へ

遊技機メーカーに勤める30代の女性社員6人が、飲み会を開いた。全員独身である。

この日の目的は単なる女子会ではなかった。テーマはズバリ「結婚」。その中でも、1人の女性社員が抱えている深刻な悩みをみんなで聞くことが目的だった。

彼女には現在、付き合っている男性がいる。そして、その彼氏からプロポーズされた。普通なら、めでたい話である。「おめでとう!」で乾杯して、あとは結婚式の話でもすればいい。

ところが、彼女はプロポーズを素直に受け入れることができないという。

理由は彼氏も同じ会社の社員なのである。

結婚すれば、この先30年以上遊技機メーカーで働かなければならないが、自社の将来を考えると、「この人と結婚して大丈夫なのか」と不安になってしまうというのだ。

6人のうち3人は結婚相談所に登録中。残りの2人には彼氏がいるものの、業界外の男性である。

そこで会のリーダー格の女性が口を開いた。

「私は最初から職場結婚はないと思っていた。だから業界外の人を探して付き合っている。ウチの会社はパチンコ業界では大手だけど、遊技機一本でしょう。将来性を考えたら、結構キツイと思うよ」

このアドバイスから、悩める女性は最終的にプロポーズを断る方向へ傾いていった。なんとも切ない話である。

かつて遊技機メーカーといえば、パチンコ業界の中でもピラミッドの頂点。まさに花形だった。メーカーに就職できれば「勝ち組」と見られ、ホール企業よりも上位に位置するようなイメージすらあった。

ところが今や、遊技機メーカーは大胆なリストラを敢行したメーカーもあるように、「結婚相手として将来が不安」と思われる状態に陥っている。

しかも問題はメーカーだけではない。

首都圏で6店舗のホールを経営するオーナーも、廃業を視野に入れているという。すでに飲食店、ゲームセンター、不動産管理など複数の事業を手掛けており、比較すればホール事業の魅力が薄れてきたからである。特に低貸し専門店では、粗利がゲーセンより少ないのだからヤル気も失せるというもの。

そして、ホールが減れば当然、その先にいるメーカーにも影響が及ぶ。ホールが新台を買わなければ、メーカーの売上も立たない。

つまり、ホールの衰退はメーカーの衰退につながり、メーカーの衰退はそこで働く社員の将来不安にもつながる。そしてついには、「同じ業界の人とは結婚したくない」というところまで話が進む。

パチンコ業界にとって、これはかなり重症とも言える。業界の衰退は、そこで働く人たちの将来設計にまで影を落とし始めている。

かつては「メーカー社員と結婚できれば安泰」と言われた時代もあった。それが今では、「メーカー社員との結婚は将来が心配」。

業界にとって、これほど分かりやすい時代の変化を示す言葉もないのである。



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ぱちんこ回想記 第25玉 マイホで初打ち止め!からの西陣の名機!

こんばんは。毎年、知り合いの子や友達の子の為に、この時期はカブトムシとクワガタを捕まえる事に必死の私です。今年はあまり現れなく、蝉が大量に発生しており、何だか気持ち悪いな~地震でも来るのかなぁなんて話していたら茨城県で強めの地震が発生しました。熊本県で大地震があったばかりですが、いつどこで起きるか分かりませんので気をつけながら過ごしましょう。

6Rパンクも、まぁまぁな持ち玉が作れて最高のスタートとなった。動画で拝見してもらえれば分かると思うが、ほんと当たる感じのしない役物の構造。そしてパンクばかりするような危なっかしい回転体。

しかし、この日の「ボイジャー」は違った。初対戦なのに何故か簡単そうに見えた。早く当たったからではない。なんて説明したらいいのか言いづらいが、不思議と簡単に出せる感じしかしなかった。

自分の予想通り「ボイジャー」は当たってくれた。あまり持ち玉を減らさずにポコポコと当たり、5Rや6Rでパンクはするものの、あっという間に2000個弱くらい出た。

完走してないのに、なんだろう。このヤレてる感。何かこの日は違った。当たる度に景品カウンターにいる店主のおばちゃんと目を合わせると、おばちゃんは凄く苦笑いをしている。

「おいおい。よくそれで当てれるよな」

今思い出すとそんな表情にも思える。そして「ボイジャー」を知る瞬間が訪れる。苦戦せずに4回目の当たりを手にした。それまでの最高継続の6Rを越えて7R目。

「よし!次で完走だ!」と意気込んでいた私。役物上部に小さな星が8つある。1Rごとに星が1つずつ光っていくもんだから、てっきり8Rで終わりだと思っていた。

そして8R目。普通に最終ラウンドだと思い消化していると、貯留された玉が普通にVゾーンに入賞すると何事もなかったように9R目が始まる。

「え?」

ハンドルから手を放そうとしていたので慌ててハンドルを触り続行。半分パニックになりながら打つ。そして12Rか13Rくらいでパンクしてしまうも大量出玉に助けられ、マイホで初の4000個定量になった。

「定量で終了ね!」

カウンター前のジェットに出玉を流すと現金で1万円渡される。

「よし。今日は何打ってもイケる気がする!」

ぱちんこしているとよくある「イケイケドンドン」の無敵状態。それに突入した瞬間であった。

両替を済ませ、生意気にタバコを咥えては店内を徘徊する。そして何となく目にして引き込まれたのが、「びんびんバラエティー」(西陣)だった。


通常時から役物内中央で男の人が左右に動いている。賞球数を確認すると7&15。これは一体どんな台なんだろうか?

楽に1台終了させてる私は、「びんびんバラエティー」と勝負することにした。打ち出して300円くらいだったか。1チャッカーに入賞する。羽根は開いたが音が鳴らない。


「ん?」と思い、もう少し打ってみる。




少し追加投資するとまた1チャッカーに入賞するも音が鳴らない。こういう台なのか? 隣に移動して打ってみる。1チャッカー入賞すると今度は音が出た。この事を店主のおばちゃんに言うと500円返してくれた。

それから音の出なかった「びんびんバラエティー」は、このマイホが閉店するまでずっと故障中のままだった。

移動して打ち始めてから1000円も使わずに当たりがやってきた。羽根に拾われた玉は、上段のステージから無造作に下段ステージに落ちるとイレギュラーしてはVへ入賞する。

「よし!」と思っていると、役物の動きに吃驚する。

先程ほどまで目にしていた男の人が次の瞬間、ステージがくるりとチェンジ。目の前に現れたのは女の子のステージ。


「あれ?どうなってこうなった?」


とりあえず慌てて打つと、女の子のスカート中央部に1個貯留される。拾われた玉がアウトに5カウントで貯留解除になると女の子が下がり、玉がゾーンへ安定感のある転がり方で継続する。

安心しているとまたステージがクルリと変わった。今度はバンドマンらしき男のステージになると、大当たり中の音楽が凄く焦らせるものへとチェンジする。


バンドマンが上下にユラユラと動き、貯留とは言えない半貯留になる場合もあるが、拾われた玉は大体即Vかアウトへと転がっていく。

「おいおいおいおい!」と思っているうちに10カウントしてパンクすると、またステージはクルリと変化して通常時の男のステージへ。すぐにパンクしたが、この「びんびんバラエティー」の3面ステージの造りの虜になった。

こんな面白い羽根物がこの世にあるとは…。何かに憑りつかれたように打ち続けると、初めて体験する2チャッカーの電チュウ解放。スルー自体知らないで打っていたが、2チャッカーの1桁セグに7が表示されると2チャッカーの上部左右のプラスチック部分が開く。

「これで入りやすくなるな!」と見ていると入らずに閉じてしまう。

「入るまで開いてるんじゃないのか」

ガッカリするも、今までにない羽根物にドキドキワクワクしたものだ。また勝負から楽しむぱちんこにシフトしてしまっていたが、この日の私の運は違った。

つづく



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パチンコ不況を感じさせないターミナル駅に集うギャンブラーたち

スロットを愛してやまない週刊誌編集者(40代)がいる。今でも週2~3回はホールへ通う。打つのはスロット一択。パチンコには見向きもしない。

仕事柄、これまでホールやメーカーへの取材経験もあり、業界の移り変わりも見続けてきた。

そんな編集者が久しぶりに、かつて取材した都内のホールへ足を運んだ。

以前、対応してくれた店長はすでに退職していたが、新しい店長は快く取材を受け入れてくれた。

そのホールは繁華街のターミナル駅前にある。

世間では「パチンコ不況」「遊技人口減少」と言われ続けているが、その店内に限っては別世界だった。

平日でも客付きは良好で高稼働を誇っている

特定日ともなれば朝から400人ほどが列を作る。

店長はこう話す。

「新台は当然入れます。お客さんは新台を打ちたいですから。ただ、予算の上限は特に設けていません」

利益が取れている店は余裕を感じさせる。

機械代高騰に苦しみ、新台導入を制限する店が増える中、高稼働店は新台も買い続けられる。新台が買える店と買えない店の差は年々広がる一方だ。

店長の分析も興味深い。

「昔は家の近くのホールへ行く人が多かった。でも今は違います。近所の店が消えた。残ったお客さんは電車で移動してでも打ちたい専業・軍団と呼ばれる層。結果、ターミナル駅型に客が集中するんです」

ホールの大型化。
地方店や郊外店の苦戦。
業界で起きている流れを、その店は象徴していた。

さらに営業方針も明確だった。

「ウチは自由にお金を使える人向けに振り切っています。いわゆるギャンブラー層です」

決して、耳障りのいい言葉ではない。しかし、それが現実でもある。

今の市場を支えているのは、遊びとして少し楽しむ層ではなく、勝負を求める客だ。

特日になると整理券の売買まで発生する。

1桁番号なら5000円前後。中には3万円を付けたケースもあったが、値下げしてそれでも1万円で売買が成立することも。

そこまでして欲しいものは何か。
「勝負できる可能性」だ。

そして店長は、こんな持論を語った。

「4号機がなくて、等価交換が広がっていなければ、もっと健全な業界だったと思います。でも今さら射幸性を下げたら、ギャンブラーはいなくなる。業界も終わります」

皮肉な話だ。

射幸性を高めた結果、多くの客を惹きつけた。しかし、同時におカネが続かなくて離反した客の方が多かった。

一度、大きな刺激を覚えた市場は、元には戻れない。
強い刺激が標準になる。そうして市場は先鋭化していく。

編集者の頭に、店長の言う「4号機がなかったら」という言葉が引っかかった。
警察は長年、「著しく射幸心をそそる営業」を行政指導してきた。

にもかかわらず、なぜ「合法賭博機」とまで揶揄された4号機が認可されたのか。編集者の頭の中では「警察官僚、政治家、賄賂」という単語が渦巻いた。



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大型100均に消えた小型店。その空白にスロ専は入り込めるのか

100円ショップがどんどん大型化している。

理由は単純だ。大型店の方が圧倒的に品揃えが豊富だからだ。定番商品だけでなく、「こんなものまであるのか」という発見があり、お宝探しのような楽しさも生まれる。結果として客が集まり、さらに大型化が進む。

その一方で、厳しい立場に追い込まれているのが小型100均だ。限られたスペースでは売れ筋商品しか並べられない。大型店との差別化も難しく、閉店に追い込まれるケースも増えている。

そして今、その小型店舗跡地には買取専門店などが入り、新しい業態へと生まれ変わっている。

そんな空きテナントに目をつけているのが、意外にもパチンコ業界だったりする。

構想は100台規模の小型スロ専。

ポイントは営業方法にある。
ズバリ、「8枚交換」だ。

今の主流は等価交換や、それに近い交換率。しかし、交換率を下げれば、その分だけ設定を投入しやすくなる。等価では利益確保を優先せざるを得ず、どうしても客側の期待感は薄くなる。

一方、8枚交換なら設定に余裕を持たせる営業ができる。

「この店なら勝負になる」
そんな空気を作れる可能性がある。

昔の7枚交換、8枚交換時代を知る人間なら、その魅力は理解できるはずだ。

ここで比較対象として出てくるのが、広島にある全台設定6営業を売りにしたスロット専門店だ。

設定6を並べるインパクトは強い。
しかし、その店の交換率は25%。
いくら全6でも、交換率が悪ければ客の心理は別だ。

「出たはいいが、思ったほど返ってこない」
そう感じれば熱は続かない。

設定だけでは埋められない壁がある。
パチスロユーザーはシビアだ。
期待値だけでは動かない。

「遊んだ満足感」と「持ち帰れる実感」。
その両方が必要になる。

その意味では、25%交換より8枚交換の方がまだ現実味がある、という見方もできる。

もちろん成功する保証はない。
しかし、今の業界は「失敗しないこと」を優先し過ぎた結果、同じことばかりを繰り返してきた。

大型店中心。新台依存。似たような営業。
それで市場は縮み続けている。

ならば、小さく始める。空いた家賃の安い小型テナントを使い、小規模だからこそ成立する営業を試す。

もし成功すれば、全国には候補地が山ほどある。

失敗を恐れていたら何も始まらない。
今の業界に必要なのは、「前例がないからやらない」ではなく、「まずやってみる」という姿勢なのかもしれない。


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