パチンコ日報

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DランクからCランクホールへの道


いささか、古い内容の原稿だが、今でも通用する部分もあるかと思われる。いいところだけ参考にすれば、DランクからCランクへ這い上がれる。


ホールをランク分けするのは、大変失礼なことだと思う。

しかし、ランク分けすることで現在の自店の位置を知ることで今後の戦略が立てやすくなる。


300台クラスを例に、Dランク店とは月間粗利が1500万円未満のホールとする。


Dランク店の特徴は、
 ・競合店が入替えしたから自店も入替えする

・競合店がイベントをしているから自店もする
、というように現状維持のために守りの営業に終始している。


その結果、経営も消極的になり、経費、人件費の削減や新台入替えの費用を減らすことばかりを考えている。


ホール経営は経費を削減する努力よりも、売上を上げる努力の方が大事で、トータル的に見てもよい結果が出る。


例えば、人件費を下げると労働意欲を失い、従業員の接客態度が店の稼働や粗利にまで影響する。


人件費を浮かせた金額以上に粗利が減る結果となる。
粗利1500万円以下では、他に金を回せる余裕がない。


ある方法で2500万円の粗利を上げることが可能ならば、今までよりも1000万円の余裕ができる。
その1000万円を設備投資や人件費に全額費やす。

そういう考え方をまず持っていただきたい。


粗利益アップの方法


パチンコ店の最も効果的な攻めの営業とは、今でも新台入替えだ。

この経費を捻出するためにもDランク店は、粗利重視の営業にポイントを置かなければならない(Bランク以上は稼働重視)。


粗利重視の効果的な攻めの営業には、次のような方法がある。

①客に有利な営業方法に変える(組合ルール、競合店の営業方法と比べて)


②サービス向上に努める(人的、物的)

③現在の客数を維持しながら1.5倍ぐらいの粗利益を上げる


④粗利を取り増えた粗利を新台入替えに投資する
1500万円の粗利を2000万円(500万円のアップ)にするには、現状の割数で客数を1.3倍にできれば可能。

同様に1500万円を2500万円(1000万円アップ)は、客数を1.7倍にできれば可能。

250台のホールで平均客数150人(A、Bクラス)を200人に増やすことは容易ではないが、1.3倍の例で50人を70人、70人を90人、1.7倍の例で50人を85人、70人を120人に増やすことは、それほど難しくない。

前向きな設備投資とよいスタッフ、ちょっとしたイベントの実施で月間粗利を(設置台数×10万円)は可能だ。

努力次第でDランク店が数カ月から1年ほどでCランク中クラス(2500万円)にはなれる。


効果的な攻めの営業戦略の準備
粗利重視の営業に当たって自店の営業方法を見直してみよう。

粗利を上げるには、お客さんが見て競合店より自店の方が有利に思える営業ルールに変えることで、粗利を確保しやすくなる。

例1.
パチンコ/ラッキーナンバー営業→全台ノーパンク営業
  

パチスロ/7枚交換→等価交換、持ち玉移動OK


例2.パチンコ/全台ノーパンク→コーナー持ち玉移動OK
営業方法の変更とともに稼働のいい機械を店の中心にすべきコーナーに固め、店のメインコーナーを作る。

店に活気のあるコーナーを1つ作ることが、Dランク店の効果的な戦術だ。


効果的な攻めの営業の具体的戦術
では具体的にはどのような方法があるのか。

①新聞広告、チラシ、DM、店内ポップなどを上手く利用しながら様々なイベントを実施する。

②薄利多売営業の実施


③新機種発表直後に地域一番で新台導入を連発する


ここで注意しなければならないのは、Dランク店がAランク店と同じ内容のイベントを実施しても同じ結果は得られないということ。

例えば、Dランク店が「入替えなしの出玉イベント」を実施したとする。

粗利0のトントン営業を1週間実施して、客数が少し増えたとする。

しかし、店の信頼がないDランク店では通常割数に戻したとたん、客数も以前の状態に戻る。

イベントなしの月間平均粗利が1500万円だとすれば、イベントを1週間実施した時の粗利は1200万円に落ちていることが推察できる。

つまりイベントをして300万円の損失、という結果になるだけ。


しかし、Dランク店でもスタッフのサービス向上を図りながら、通常割数で新機種初期導入の新台入替えを数回連続すれば、通常時の平均客数は1.1~1.5倍になってくる。

そうすれば、釘調整、設定のしかた次第で粗利益が1.1~1.3倍になる可能性は大。

 むしろDランク店で行うローコストイベントとして是非お勧めしたいのが、新台入れ替えから1週間ぐらいをファン感謝デーとして期間を決め、毎日2~3回ホールにいるお客さん全員にドリンク券を配ってカウンターにドリンクケース(ホット用、コールド用)を設置して、ドリンクサービスを実施すること。

仕入れ値で60円程度のサービスだが、これが意外に喜ばれる。

 また、最近の集客アイテムをフル活用することもお勧めできる。

今風のスタートプレート、ポスター、のぼりは飾り付け方で結構お客さんのやる気を引き起こす。






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コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. Unknown

    このエントリーの内容を理解する前に、

    商売の基本を知らない店長がこの業界に多すぎます。



    商売の基本、この基本はパチンコ関係だけには限らない基本が出来ないパチンコ店舗の責任者が多すぎます。

    割り管理や玉粗利関係の計算などは出来ても、簡単な事が分からない人が多すぎます。管理者試験の為の計算式は簡単に出来る人に次の質問をすると出来ないのです。それではお客様を増やす戦略が立てられないのです。



    その質問はこれです。



    Q)一日に1万円をホール内遊技に使うお客様を、一日一人づつ増やした場合、1年後(365日間)には、その増えた分の年商はいくらですか?



    この質問は商売の基本。

    いきなり100人のお客様を130人にするのは難しいのです。一人ひとりと増やす戦略。これが重要です。



    この質問を、超大手の店長にしても、今まで誰も答えられないのですよ。閑古鳥店舗の店長も同じ。何百回もこの業界の責任者に質問して答えられた人はゼロ。しかし他の業界の責任者なら半分以上は答えられる。

    つまり、この業界が、決め細やかな営業戦略をしていない証拠です。



    このコメントを読んだ業界人は、この質問の意味をよく考えて見てください。

    私の講演や講習では、こんな話をよくしました。これだけで、経営感覚が変わります。



    立地などに恵まれている店舗の責任者は、この質問を意識したら、格段に成績が上がりますよ。



    ホール企業やコンサルの盲点がこの質問です。



    偉そうな事を書いてすみません。







    元店長    »このコメントに返信
  2. Unknown

    これはコメントの領域を超えています。

    改めて本文に掲載しましょうか?

    営業1号    »このコメントに返信
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