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元気のないスロットコーナーを活性化させる提案


ある会社からスロットコーナーを活性化させるシステムの提案があった。特許も出願済み。読み進んで行くとこれは…


以下本文


これは元気のないスロットコーナーの活性化のために開発されたシステムです。
商品名は「メッセージボード(MB)システム」です。


大当たりごとに抽選ゲームを行い、その結果として景品交換するか否かをメッセージボードに表示するシステムです。


遊技客には抽選ゲームという新たな楽しみを提供しつつ、パチンコ営業の基本をなす景品交換レートの差益による経営の安定化とホール環境の活性化を実現します。


この交換方式の活用で景品額、売上額(玉貸し料)の増加を図ると共に、それによっての醍醐味を提供し、新たなファン獲得と集客アップをもって、ホール全体の稼働率の向上を図ります。


もちろん、交換といっても1回交換のように画一的ではなく、抽選ゲームにおける交換ですから、1日中持ち玉遊技の台があることも当然です。


現在の遊技機性能

 大当たりの連チャンなどの出玉性能において、特にパチスロはパチンコと比較するとボーナスの連続する瞬発力がなく、差枚数も小さいことから出玉感がどうしても少ない。
「出ても飲まれる、飲まれても出ない」という“受け皿モミモミ”状態が頻発します。


ベースが甘くてコイン単価は2円程度ですから、営業的に採算を考慮した場合、ほとんどの台が最低設定の「1」です。

 この低設定営業では、遊技客は当たりを引くチャンスが少なく、引いても“モミモミ”状態を続けて最後は飲まれて終わり、という結果になります。


これでは台が持つせっかくのゲーム性の面白さは発揮できません。
もちろん、演出面ではストーリー性が豊富なものやボーナス前兆演出を工夫したものなどの“遊び”を搭載する遊技機は多くあります。

 しかし、現実は低設定を中心とする営業ですから、大当たりを引く確率が低く、差枚数も小さいために遊技客が離れているのが現実です。


結果的にその遊技機自体を死なせています。
これを解決する手段として、最高設定による大当たりをじゃんじゃん出すことで稼働率を上げ、ホールの活性化を図ります。


稼働率を上げるには大当たりをたくさん出す以外に方法はありません。


営業方法による差別化


現行基準のパチスロは4号機時代のような「等価無制限」の営業形態への対応力に欠けます。どちらかというと性能的にその営業形態には不向きです。


いわゆる大量獲得や大当たりの連チャンなどの単時間での差枚数は出ません。
このため、遊技客は負けた分をワンチャンスで取り戻すことがほとんどできません。

 当たり感の少ない特性があるため、出玉性能の弱点を補うためには「6」設定を中心とする最高設定の営業形態に切り替える必要があります。
より多くの遊技客に大当たりを当ててもらい、ホール内の活力を取り戻して、他店との違いを発揮する必要があります。


そして、適度に景品交換を促して、その交換レートの差益が発生することから、逆に機械割(出玉率)を大幅に高めることが可能となり、遊技客に大当たりを還元することができます。

 この営業形態では広く、浅く収益を得ることができ、特定の遊技客に大きな痛みを集中させないことにもつながります。
この方法で他店との差別化を図り、稼働率の向上を狙います。


ポイントと効果
                   
現状                     MBシテム               
①差玉が小さい          差玉を大きくする

②コイン単価が低い        コイン単価を上げる
③粗利は出玉の差枚数分のみ 交換レート差益

④低設定営業           高設定の営業

⑤大当たりが少ない       大当たりが頻発する

⑥稼働率が下がる        稼働率が上がる


・最高設定モードにより大当たりを頻発させる。

・メッセージボードの新たな“遊び”によるスリル感を提供する。

・交換レートでの収益(玉2.5円~3円、メダル14~16円)での収益。

・予定割数を自動的にコントロールして営業の安定化を実現する。

・釘、設定の調整が不要(全台開放台)。


具体的なイメージとして、パチスロは設定オール6、パチンコは25回転/1000円で営業すると遊技客は小額の遊技料金で大当たりを当てる確率が格段に高くなり、手軽で安心して参加できる環境を作ります。


この原理は大当たりが出れば、出るほど交換レートによる差益があります。そして、MBシステムのもう一つの特徴として、営業割数をコントロールして予定割数に可能な限り近づけることにあります。


台ごとの釘、設定調整が不要となり、MBシステムが割数をコントロールして予定割数に近づけます。


MBシステムの効果


遊技客のメリットは以下の通りです。


①全台高設定(オール6、25回/1000円)を実現し、どんどん大当たりを当てる。この大当たりの感覚を存分に味わえる。


②大当たりごとにメッセージボードの抽選があり、スリリングでハイテンションなえん出効果により、新たな遊びを実感する。

③ 交換頻度の多い店、少ない店などの個性的な店が出てくるので、これまでの機種の性能だけに偏っていた勝敗に加え、“店を選択する”幅が広がる。

④ どの台も高設定なので、小額の遊技料金でも大当たりを引くチャンスが大幅に広がる。


ホールのメリット


①予定通りの営業割数に収束してくれるため、事業計画が立てやすい。


②全台の開放ができ、稼働の低下しているコーナーも大開放イベントなどを打って盛り上げることで、ホール全体の活性化を図ることができる。


③釘や設定の調整が不要。オール開放台で調整作業が容易になる。


④店の独自性を発揮することで、競合店と営業スタイルの違いで集客を図ることができる。


⑤貸玉料、景品料が共に上昇し、額面上大きな変化が現れる。

 400台店舗の例

      無制限   交換(小)  交換(中)  交換(多)  1回交換

売上  1200万円  1400万円  1600万円  1800万円  3600万円


台売り   3万円   3.5万円   4万円   4.5万円   9万円



換金比率による採算割数


レート(100円)   25個  30個  33個  40個  50個

1個あたり単価   4円   3.3円  3円  2.5円  2円

採算割数      10割  12割   13.2割 16割  20割


営業例

 ①1回交換レート50個では貸玉料3600万円に対して景品額7200万円分を出してもペイラインとなり、仮に18割(6480万円分)営業なら720万円の黒字が出る。

 数字上ではこうですが、売り上げが伸びてくると割数は必ず下がります。よってこの数値は現実的ではない。

 また、現在これだけの出玉性能を持つ遊技機自体がありませんし、遊技に投入する金額があまりに大きすぎるため、遊技客が持ちません。


②交換(中)レート33個では13.2割がペイラインです。12.2割営業なら約160万円の黒字があります。これでも利益を取りすぎているぐらいです。


重要なことは交換レートによる差益が多く発生します。ですから、遊技機の調整はオール大開放の設定にしなければ、逆に利益を取りすぎて遊技客が飛んでしまうことにもなりかねません。

 このように交換頻度と換金比率を組み合わせることで、新たな営業形態を作ることが可能となります。

 地域性や客層も大きく影響しますので、最適でバランスの取れた調整を図ることで、よりホールの独自性を発揮できます。


そして、それぞれの遊技台が持つ最高のゲーム性をお客さんに提供して、健全で適正な遊技環境を演出して、活力のあるホール営業を実現できるシステムと確信しています。



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コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. Unknown

    製品の画像や台当たりのコストは?

    導入実績は?

    管轄の許認可申請はどこまで進んでますか?

    機械の出玉特性の差への対応は?

    釘調や設定調が要らない?

    製品に興味を引く為のエントリーとしては成功ですね。でも読み手からすると、製品の事は何も分からないです。アイディアは分かりますが。詳細は出てきませんか?

    Unknown    »このコメントに返信
  2. Unknown

    昔あったじゃない似たようなシステム

    Unknown    »このコメントに返信
  3. Unknown

    25回すとパチプロが沸きます  

    それでもいいですか?

    Unknown    »このコメントに返信
  4. 長文失礼します

    低玉貸営業が生まれた時期、ちょうど三年ほど前に、今後の五号機の差別化として、このようなオペレーションを考えていたことがあり、偶然にも業界誌の方にお話したことがありました。



    時間を経て、システムとして現実になるとは思っていなかったので、驚きました。



    詳細が解らないのですが、疑問点として何点か。抽選の透明性(店舗での設定出来るというのは、お客様から見れば、不審に思える。 



    また抽選するタイミングで数値や、お客様のイメージが大きく変わってくる)機械スペックに依り相性がある。等価交換での効果は?(等価交換以外がターゲットであれば、ニーズは下がる)スロットについては、高価が主流であり、現状の五号機で、稼動の悪い店が20円・6枚~8枚営業で盛り返すケースは少ない。(現状お客様のニーズと営業レート・スペックのバランスが取りづらいため、低交換営業に優位性・前提があるならば難しい?)投資資金を多めに用意しなければならないため、不安感が来店動機を阻害しないか?持ち球ラッキー制を上手く活用することで、アイデアの肝を捉え、システム導入を見送るケースがあるのでは?(一部コーナーで実施等のほうが現実的か)上記は3年前にも、疑問点として考えられた部分ですが、現在の市場は店の利益確保を優先した施策や戦略は、以前にも増して反応が厳しいケースが多いですが如何でしょう?



    最近は状況が解らないですが、低交換ワンフロアALL6やALL5で営業されたホールの反応等は、参考になりそうですね。

    数珠    »このコメントに返信
  5. Unknown

    システムの詳細が判らないので、何とも言えませんが‥。

    約20年前でしょうか、ナンバーランプの表示がスタート回数のみ(特賞回数の表示無し)の時代、特賞毎にスタート回数表示デジタルが回転するシステムがありました。

    例))「777」「333」が揃うと無制限とかの決まりを作って営業している店舗がありました。当時のパチンコの主流はラッキーナンバー制なので、それはそれで役に立っていました。

    スロットコーナーは定着しませんでした。当時は6枚~8枚無制限(ノーパンク)が主流で、台移動禁止。

    都内の店舗が、全台6設定イベントで「777」が揃えば無制限、それ以外は1回交換のイベントをした際に、閉店時は全台「777」が出ているありさま。「777」が出る割合が肝になると、当時は話題になりました。

    そのうち交換が面倒なのと、システムに飽きが来て、その店舗はそのシステムを放棄した事があります。

    それらの事例を頭に入れた上で、このシステムの詳細を勉強してみたいですね。



    ただ現状の機械は、同じ機械でもBBの種類が2~3種類あるケースがありますよね。それらの計数管理をどうするのか等、興味深いです。

    ARTがメインの機械の場合はどうなさるのか、などなどの対応も興味深い。



    数珠さんが書かれている指摘もどうなるのか?このシステムに対しての興味は尽きません。

    元店長    »このコメントに返信
  6. Unknown

    まだ、製品化はされていません。

    メッセージボードを作るにしても、かなりの投資が必要になってきます。



    詳細については、いま、開発者にこの欄でコメントを書き込むように呼びかけています。

    営業1号    »このコメントに返信
  7. MBシステムへの不安点

    業界人でも何でもない一ユーザの意見です。

    MBシステム、面白いとは思うのですが、

    数珠さまの仰る「抽選の透明性」の一点だけで

    ユーザとしては手を出す気にならなくなります。

    台自体はまがりなりにも検定を通り、警察の

    検査を受け・・・とフェアであると信じることが

    できますし、抽選確率も公開されています。

    ご提案のシステムでは不正防止のチェック機構が

    不透明で、交換となる確率も不明のまま営業

    するように読み取れました。これでは店の

    思うまま好き勝手にやられてしまう、と

    感じられます(特定の客を攻撃することさえ

    可能なのではないか、と)。



    「店の思うままに交換確率を制御できる」という

    点をメリットとして挙げられているようなので

    ある意味確信犯なのだろうと思うのですが

    (そうでなければラッキーナンバー制で十分)

    プレイヤーにとっては、ちょっと手を出しにくい

    ご提案になっていると思います。

    ご参考になれば幸いです。

    ただのユーザ    »このコメントに返信
  8. 5スロ 全台設定6 で 換金1枚2円、の景品でやってた店があった。
    でもな。言っとくわ。
    機械割119%のりんかけでも客側はボロ負けだったよ。
    2週間も持たなかったな。
    非現実的だな。

    名無しのドキュメンタリスト    »このコメントに返信
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