パチンコ日報

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のめり込み対策とATM


IRカジノという黒船は依存症、のめり込み対策を業界自らがやらなければいけないところに追い込んできた。そんな状況の中、業界人からも批判が上がっているのが店内銀行ATMの存在だ。

2015年1月時点では全国に950台の店内ATMが設置されている。2007年に事業が開始された時からのめり込みを助長させると業界内からも反対意見はあった。そこで、のめり込み防止対策として1日の利用限度を3万円まで、1カ月では15万円までと制限を設けていた。

パチンコ店内にATMを設置しているのは、東証1部上場のIT関連企業「インターネットイニシアティブ」の子会社「トラストネットワークス」だ。2009年の投資家向け事業説明で、同年3月には150台だった店内ATMを「今後4~5年間程度で約8000台」に拡大するという目標を示したところ、共産党の機関紙である赤旗でこの問題が報じられ、社会的批判が高まり、新規設置はストップしていた。

2015年9月1日からATMの抑制機能を次のように強化している。

•出金操作開始時に銀行口座に対する出金前残高照会の手順を踏む事により、同残高プラス範囲内のみで出金可能
•過度な出金を制限するため、利用制限(日額累積上限3万円、月額累積上限8万円など)を設定(同一業界に設置してある全ての「抑制機能付き銀行ATM」で累積されます。たとえばA店舗で2万円出金すると同日ならB店舗では1万円の出金しか出来ないという仕組み。月額累積も同様)
•借りてまで出金しないため、ローン・クレジットカードなどの利用不可

また、その他の配慮として
•振り込め詐欺の舞台にならないように、振込機能の利用不可
•セカンドディスプレイでの2標語(のめり込み注意喚起、子供の車内放置への警鐘)をインターバル掲出

店内ATMが批判されていることに対して設置ホールの関係者はこう話す。

「ウチは飲み屋街の中に位置するので、パチンコ客以外に飲みに出かける人が利用して行くケースが多い。1回が3万円までの利用制限があるので、むしろ飲み代をセーブできると喜ばれています。ある意味社会的公器的存在になっていると思います」

店内ATMよりも最近の郊外型大型店舗で併設されているコンビニの方を問題視する。

「コンビニATMなら利用制限もないですからね。むしろそっちの方がのめり込みを助長する。コンビニは完全に隠れ蓑になっている」

ATMのことを言い出したらコンビニ併設まで規制されてしまいそうだ。


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