パチンコ日報

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宮城県も雑誌取材、来店告知広告が禁止へ


 4月某日、顔見知りの店長の店へ取材に行ったときのことだ。店長から「最近こんなのが来てね。ウチは最初から協力できないけど、それでもいいのならということで営業と30分話した」と言いながら取り出したのが一冊のホール情報雑誌だった。

300ページを優に超え、かなりのボリュームだ。関西版を発刊するということで関西のホールの営業周りをしていたようだ。

この手の雑誌があるのはもちろん知っているが手に取って開くのは初めてだ。中身は取材告知のオンパレードとなっている。最後発雑誌ということで、既存の雑誌より広告費を大幅に値下げして、ホールへ斬り込んでいる。専属ライターが取材に行くものから編集部取材班が出向くものまで、料金によって種類がいくつかある。

広告出稿しているホールの数も多い。広告効果が期待できないチラシ代をこちらに回しているのではないか、と思ったりする。

3月1日から埼玉県ではライター、有名人の来店イベントが禁止になった。店内告知も含めて一切の告知をすることが禁止になった。告知できないのであれば、来店イベントをやる意味がなくなる、というものだ。

そういう状況でこの手のホール情報誌は、第三者の雑誌媒体が取材日を告知するというのがウリのようだが、早晩ホール情報誌にも規制がかかるのではないか、と思っていたら、今度は宮城県が5月9日付で「ホールが行う雑誌取材、ライター、芸能人、有名人等の来店広告禁止について」と題する通達を出した。

従来、同組合では来店イベントなどは「事実の告知程度であれば可」と回答してきたが、4月24日、宮城県警本部生活安全部生活安全企画課から「事実の告知であっても事前の来店広告は一切禁止」との行政指導があった、という。

生活安全企画課にはパチンコ雑誌とリンクした取材広告の具体例を挙げ、「これらのやり方はどう考えても射幸心を煽っている。違反ではないか」との投書が複数寄せられている。

警察も取材と称してことさら、特定の日や出玉イベントを想起させ、著しく射幸心をそそる行為に抵触すると判断したようだ。

この結果、具体的に次の事が禁止となった。

雑誌取材、ライター、芸能人、有名人の来店に伴うホールが行う事前広告は、注意喚起や事実の告知を含めて一切禁止とする。当日の事前告知も当然禁止となった。

禁止媒体はテレビ、ラジオ、ポスター、POP、掲示板、新聞、雑誌、新聞折り込みチラシ、インターネットホームページ、ブログ、ツイッター、LINE、専用アプリなどすべての媒体が対象とした。

これが全国に波及するとホール情報誌系は相当な痛手となる。

路線変更を余儀なくされることになる。

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