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くぎ確認シート雑感


新台設置時の「くぎ確認シート」制度が4月1日からスタートして1カ月余りが経過した。これはメーカーが検定通りの機械と同じ状態でホールに設置したことを担保するもの。後で釘が曲がっているのはメーカーの責任ではありませんよ、と責任の所在をホール側に押し付ける制度ともいえる。

メーカーから支給されるくぎ確認シートは、形態が統一されていない。あるメーカーは盤面全体のシートのところもあれば、スタート周りとか、一般入賞口周りだけの部分的なシートのところもある。



「なんで、こんなことも日工組で統一されないのか不思議でならない。部分的なものを提出しているメーカーはバカなのか、ホールに対して忖度しているのかどちらか。シート以外の所は叩きたい放題ということになる。こんなシートを作る前に日工組はもっとやらなければならないことがある」とホール店長は不満をぶつける。

このチェックシートの釘の頭は実際の釘の頭よりも大きめに作られている。ここもホールに対する忖度か?

「釘調整というのはそもそも1/100ミリを微調整する世界なので、このチェックシートも何のこっちゃ、といいたい。そもそも頭がはみ出るというと余程釘が下手くそということになる」(同)

くぎ確認シートはメーカーが新台設置時に使うもので、シートはホールが保管することになっている。日報でも警察が新台入れ替え検査時に使うのではないか、と予想していたが、実際、大阪の所轄で警察検査の時にシートを使ったケースがあった、という。

もっとも、ホールは検査の時は、釘をまだ触っていないので、警察がシートを使おうとも何ら恐れることはない。むしろ、シートが一般に出回って、回らない台に対して、シートを使って文句を言われることの方が恐ろしい。

「こんなシートを作るぐらいなら日工組は釘の合法化に向けて働きかけるべき。それで釘の優劣をお客さんに選んでもらうようにした方がいい」(同)

釘に関しては一家言あるこの店長は、さらにメーカーに物申す。

「セル版が木からアクリル板になってから、釘調整が非常に難しくなった。今までの感覚よりも若干強めに叩かないと釘が曲がらない。今までの感覚で叩くと釘が戻ってしまう。それで今は、ハンマーは使わずに調整棒で根元を曲げている」

釘の技術者でもあるこの店長は最近の台は釘の本数が極端に減ったことで、自らの存在価値もなくなってきている、という。

「命と風車の上の2カ所を触るだけで、スタートをコントロールできる。後は角度だけ。これじゃ、釘学校もいらなくなるわけだ」というように、一つの時代が終わろうとしている。


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