パチンコ日報

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パチンコの出玉規制の強化で出玉率はスロット並みの150%以内か?


4月1日付の産経新聞にギャンブル依存症対策の一環としてパチンコの出玉規制が強化される旨の記事が載った。



これに関してはさほど目新しい記事ではない。日報でも出玉規制が強化されることについては以前にも触れていた。

で、問題は出玉規制強化の中身だ。産経新聞には出玉規制の基準の見直しと書かれている。出玉規制強化については週刊誌ライターも関係各所に取材を掛けている。彼らからもたらされた情報によると、日工組の自主規制により、大当たり確率の下限を1/400から1/320に変更したが、大当たり確率の問題ではないという。

1/320になっても相変わらず初期投資はかかる。一方、1/100の甘デジでも連チャンする時は連チャンして4000~5000発出ることもある。確率を規制しても荒い台を作ることはできる。

「出玉が今の半分以下になるのではないでしょうか。出玉が半分になれば、射幸性が削がれてお客もおカネをつぎ込まなくなる。まさに依存症対策になる。そうなるとパチンコは壊滅的な状態に追い込まれると思います」(週刊誌ライター)

出玉が今の半分とはどういうことか?

以前にも書いたがパチンコとスロットの出玉試験についてもう一度おさらいしよう。

規則上1日営業(中時間出玉率)に相当する出玉の上限は、
打玉に対し
パチンコは2倍まで。

・遊技機規則別表第四(1)ロ(ニ)
「遊技機の試射試験を十時間行った場合において、獲得する遊技球の総数が発射させた遊技球の総数の二分の一を超え、かつ、二倍に満たないものであること」 

スロットは1.5倍まで。

・遊技機規則別表第五(1)ロ(ト)
「設定ごと及び規定数ごとに、(ホ)規定する試験を六千回行った場合において、獲得する遊技メダル等の総数が、投入した遊技メダル等の総数の一・五倍に満たないものであること」とある。

そうすると、
パチンコ
打ち玉
100発×600分=60,000発

出玉
(60,000発×2)-60,000発=60,000発
60,000発×4円=240,000円

パチスロ
投入
(3枚×6,000ゲーム)-822リプレイ=17,178枚

払出
(17,178×1.5)-17,178=8,589枚
8,589×20円=171,780円

このように、1日で獲得することができる上限はパチンコ約24万円、パチスロ約17万円となり、パチンコの方が約7万円も多く玉を出せる性能がある。

そもそも、パチンコは2倍以内に対して、スロットが1.5倍以内という差があることもおかしなことだったが、出玉規制として考えられるのが、パチンコもスロットに合わせて1.5倍以内に抑えられるのではないか、ということだ。

その結果の出玉
(60,000発×1.5)-60,000発=30,000発
30,000発×4円=120,000円

60,000発だった差玉が30,000発に抑えられるということは、まさに出玉性能が半分まで下がるということになる。

「スロットは150%以内の出玉性能で縛られていたのでサブ基板を使っていた。パチンコも150%以内になれば、本当にしょぼい機械になる」(スロットメーカー関係者)

はてさて、この推察が当たっているかどうかは、遊技機規則改正発表を待つことになる。

産経新聞の記事でもう一つ気になったのは、「利用者家族からの申告で使用上限額を設定できるパチンコ台の普及の必要性が盛り込まれた」という一文だ。

これも日報では触れていたが、パチンコメーカー関係者はこう話す。

「これは秋の規則改正に向けた管理パチンコ機のことだと思います。以前からいわれていた封入式です」

パチンコ版タスポカードによって、上限設定対応が可能になる。今でも一部の設備メーカーの会員管理システムではそれも対応はしている。


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