パチンコ日報

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業界再生にはアナログ抽選で20万円台の機械を増やすこと


19世紀後半パリ・オペラ座の地下には人知れず音楽の才能豊かな怪人が住み着いていた。醜く生まれついた怪人は、母親からも愛された事はなく、嫌われ迫害され続けた末に罪を犯し、オペラ座の地下に逃げ込んで、仮面をつけて孤独に暮らし続けて来たのであった。

怪人は若いコーラスガールのクリスティーヌ・ダーエに恋をしており、劇場側を脅迫してクリスティーヌに主役を歌わせた。怪人の思惑通りクリスティーヌは大成功を収めたが、舞台終了後に幼なじみのラウルと再会し、恋に落ちてしまった。

フランスの作家ガストン・ルルーによって1909年に発表された小説「オペラ座の怪人」は何度も映画化された他、劇団四季の演目の一つとなっている。

5~6年前「オペラ座の怪人」の版権をパチンコメーカーが買ったらしいが、お蔵入りとなっているのか、未だに発売されていない。

浮き沈みが激しいパチンコメーカーは、ヒット機種に恵まれるかどうかで、売上ランキングが目まぐるしく変わる。ヒット機種が出なければ上位メーカーでもたちどころに下位メーカーに転落する。

出す機械、出す機械が売れないと企画、製造の責任者までがすっかり自信を喪失する。そうなるとせっかくの版権も抱えたまま、なかなか世に出すことができなくなる。

キラーコンテンツだったヱヴァンゲリヲンもシリーズ作品を短いサイクルで出し過ぎて、すっかり飽きられてしまったように、キラーコンテンツ頼みもできなくなってきている。

日工組メーカーは東日本大震災以降、テレビCMを自粛し続けてきているが、「これが販売業績にボディーブローのように効いてきている」とメーカー関係者が指摘する。

「アニメ版権でしたが、自社内ではそんなにヒットするとは思っていなかったのですが、テレビCMをガンガン流したことで効果がありました。暫くパチンコを止めていた人や、新規ユーザーがCMを見たことでホールへ足を運びました。やはり新規ユーザーが増えない要因はテレビCMが打てないことにあります」

メーカーからはテレビCM復活の声が挙がっているが、タイミングを逸してしまった感はある。警察庁からはホールに対してのめり込み防止策の徹底が求められている現状で、メーカーがテレビCMを再開すれば、「依存症予備軍を増やす気か!」と警察庁の怒りを買うだけだろう。
では、今後、パチンコメーカーが目指す方向性とは何だろう?

「今のお客さんはデジタル抽選を信用していない。アナログ抽選方式の機械をもっと増やすこと。アナログ抽選機は小台数ながら完売しているように、ホールさんの関心も高い。後は20万円前後の機械を出すこと」(業界アドバイザー)

上場会社は20万円ぐらいの機械を開発することはないだろうが、下位メーカーなら十分可能である。むしろ、下位メーカーは低価格機でシェアを伸ばすチャンスがある。

さらに理想を挙げるとすれば、ホールの売上、粗利を無視した一般の人が楽しめる機械ということになる。


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