パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

一般業種で取り組んでいる結果の出る最新人材マネジメント


ニューライフスタイル主催のPマネージメントセミナーin大阪2015より。

■結果の出る最新人材マネジメント

■講師:キャリアチアーズ 山口しのぶ代表

未戦力人件費(戦力化するまで辞めてしまった人への給与、福利厚生費)が従来に比べて5~10倍に跳ね上がっている。

背景には労働人口の減少問題が深刻化していることにある。いい人材ほど早く辞めて行く傾向がある。

入社3年以内の早期離職率はパチンコ業界のカテゴリーである娯楽関連業界は45.0%、とワースト3にある。

かつてアルバイトは、3カ月で半分が辞め、1年では全員が辞める傾向があったが、最近は1カ月で半分、半年で全員、とサイクルも短くなっている。

アルバイトは160時間勤務して1人前になるが、3カ月で辞められると未戦力で終わってしまう。採用費の5~10倍が未戦力費で消えている。

採用コストがアップするだけでなく、未戦力費によって、人件費で年間の利益が吹き飛んでいる大手もある。

対策としては離職率を下げると未戦力費が下がり、利益が残る。

では、どうやって離職率を下げるかというと、ジェネレーションギャップを我慢しなければ人が育たない時代になっている、ともいえる。

つまり、彼らの世代の価値観に合わせたマネジメントが必要になる。

今の新入社員は年収200万円で十分、その代わり責任のある仕事に就きたくないという層が8割で、残業なしで家族との生活を重視する。

上司との価値観が全然違う。では、どうやって育てるか?

①楽しめるエンターテインメントシフト
ポイントを貯めて商品と交換できる。貯める楽しさがある。時給が10円上がるよりも1ポイント付く、ゲーム感覚を求める。代役シフトに入ることで、さらにポイントアップ。これで、人が嫌がるシフトへも入ってくれるようになった。

②長期間(3年先)ではなく、短期間(3カ月)でのキャリアアップ
ファーストフード店では3カ月ごとにキャリアが1段上がり、権限が付く。それは3カ月以上モチベーションが続かないため。学校の試験や体育祭や文化祭などの学校行事が3カ月ごとにあるのもそのため。3カ月ごとにキャリアアップ制度があると先が見える。

③認めて褒める
今は顧客満足よりも従業員満足が先の時代にあって、叱るよりも褒めて認めることを優先したい。認めることによって自発的なる。

アルバイトは1カ月目、3カ月目、5カ月目、7カ月目が辞める傾向がある。この時に上司が一言声をかけるだけでも離職率は減る。


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既成概念を打ち破り、業績を変える


ネクステリア(森本耕司社長)主催の「今こそ既成概念を打ち破り、独自の勝ちパターンを見つけてみませんか?」セミナーより。

既成概念を打ち破って成功した一人がブックオフの坂本孝社長だ。ブックオフは新品に近い中古本で成功し、その後、俺のフレンチでは、一流料理人が一流食材で作るフレンチを立ち食いという形態で、高級料理を安く提供することで成功した。

スティーブ・ジョブスは、かわいいパソコン(imac)、ポケットに3000曲が入るipod、賢く超簡単なiPhoneをヒットさせ、解任されたアップルを立て直した。

パチンコ業界も既成概念を打ち破ると爆発的に成果につながらるのに、パチンコ業界はみんなと同じになりたがる傾向が強い。

例えば、商品選びはライバルが買うから、それを買う。台数もライバルと同じ台数にしたがる。ライバルと同じことをしても業績は変わらない。

必殺の知識として、戦い方には攻めの戦い方と守りの戦い方がある。

攻めの戦い方とは、上位店舗を追い抜かすために多くの予算取りをする。上位店舗が10台と予測したら自店は20台導入する。

一方の守りの戦い方は、一つ下の店舗に追い抜かされないギリギリの予算の使い方をする。下位の店舗が7台なら、自店は5台、3台、あるいは買わない選択をする。

競合店と同じことをしても変わらない。そのためにはメリハリのある購入も必要になる。

攻めの機種とは、
①ニーズが大きい
②寿命が長い


ニーズの大きさは正確な販売台数を知れば分かる。メーカーが大量に販売する機種はそれだけ、ニーズがある、ということ。

次に重要なことは機械寿命だが、これは予測が難しいが、攻めの機種での肝となる。寿命予測は頭取りデータの10週目の稼働が寿命の長さの目安になる。それは過去の機種からある程度予測することはできる。

ただ、攻めの機種はパチンコもスロットも年間5機種ぐらいしか登場していない。

パチンコで既成概念を破るには、まず、皆と同じことをやるのを止めましょう、ということ。なぜ、同じことをしたがるかといえば、安心するため。

機種選定においては攻めの機種と守りの機種を決める。そのためには、機種評価を行い、機種選定力を向上させなければならない。

■打ち破るべき既成概念 アウト重視主義

アウト(稼働率)を重視したための失敗例が、4円パチンコを減台して、1円を増台すると稼働が上がる、という考え方だ。
1円を増台するということは、従来1000円で販売していた定食が250円で販売している、ということで大問題である。半年後には売り上げが100%落ちる。

パチンコの市場規模は以外にも2006年がピーク。この年にピーアークが1パチを業界で初めて始めた。1パチが普及する2010年までは売り上げが急降下している。2010年以降は毎年6%ぐらいの割で下がり続けている。

アウト重視主義の失敗例に押忍!サラリーマン番長の減台がある。話題の人気機種だったが、人気が急降下すると皆で減台して行った。

周りが減台する中で、地域3番手のホールが一切減台しなかったところ、サラリーマン番長のシェアが地域一番になった。減台の鉄則はライバルよりも先に減台や撤去はしてはいけない。

お客さんが他店へ流れる理由の中に打ちたい台がなくなった、というのもある。

一番好きな店を変える時の機種問題や他店がリニューアルした時だ。よってアウト重視主義からお客様視線でライバルを見ることだ。

なお、7月に開催される東京・福岡の追加セミナーはこちらから


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そもそも新台入れ替えは必要か?


㈱シェアハウス 
代表取締役兼経営コンサルタント 西尾敏氏のレポートより

以下本文

皆様のホールでは、何のために毎月(毎週)新台入れ替えを行っているのでしょうか?

新台入れ替えの目的とは、

①普段来ない客に来店していただきたい
②自店のファンになってもらいたい
③日々の来店客数を増やすことで店平均稼働を上げる
④粗利を増やしていく

ことと考えています。

多くのホールでは、最も重要な②③を飛ばし、①集客→④粗利確保を繰り返しているだけのように感じています。

20年近く前に「三即」(即新台導入、即粗利確保、即店移動or売却)という営業手法を考えて実践していましたが、誤った解釈のまま現在に至っているホールがあることは残念でなりません。

「三即」の狙いは他店より早く新台を導入することで、来店客数を増やし、導入した新台以上に育成台を放出し「新台入れ替え=育成台は出る!」という良いイベントの刷り込みを行う。

次週以降、短命に終わりそうな新台はムダな放出をせず、早目に機械代を回収して売却するというものです。

今は機械代がべらぼうに高いこともあり、多くのホールが導入初週から回収に走り過ぎてしまい「新台入れ替え=新台は出ない!」という悪いイベントの刷り込みをしているように思います。

【新台活用度チェック法】

新台の導入初週の稼働を見るだけで、効果的に新台入れ替えを行っているか簡単にチェックできます。

新台初週稼働
P out 48,000 S in 18,000以上(優)
P out 42,000 S in 16,000以上(良)
P out 36,000 S in 14,000以上(可)
上記未満   上記未満    (不可)  

店平均稼働を上げるために新台入れ替えを活用するには、新台を平日フル稼働状態にして、溢れた客を自店の育成台へ誘導することです。

(優)は平日の朝昼夜1日3回ピーク時間帯に満台
(良)は1日2回
(可)は1日1回ほぼ満台になる目安稼働です。

新台がピーク時間帯に満台状態になることで育成台に流します。新台以上に育成台を放出することで常連客になってもらう。

入れ替えした新台がP out 36,000 S in 14,000以上稼働しないホールでは、入れ替えすればするほど悪イベントの刷り込みを行っていることになりますので、やり方そのものを変える必要があります。

営業して行く上で一番重要なのは台景品金額です。同じ赤字1万円でも「稼働のある1万円」と「稼働のない1万円」は、客目線で見た時に全く違うことは説明するまでもないでしょう。

台景品金額は、「台売上金額-台粗利金額」で計算できます。

現状新台が(優)稼働を下回っているホールは、今よりも1時間稼働分景品金額を上げるようにして下さい。

P6,000発×玉単価、S2,000枚×コイン単価、玉単価1円であれば6,000円分、コイン単価2円であれば4,000円分です。

粗利予算がギリギリでそんな余裕はない、というホールも多いでしょうが、1週間はムリでも3日ならできませんか? 4P,20Sではなく、無理でもP1,5Sではどうでしょうか?

もっと低貸し玉を導入しているホールであれば超低貸し玉では?

自店の力に応じてやれる方法は必ずあるはずです。


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激動の2016年度を占う


日報でも何度か取り上げてきたパチ元会。
会長だった高橋正人氏が、昨年10月にパチ元会の会長を退任し、同時に退会している、という。

で、高橋氏が新しく立ち上げたセミナー団体が日本アミューズメントパチンコ産業ネットワーク(通称JAPaN)で、その設立記念セミナーが、2月4日、東京大手町「サンケイホール」で開催される。

さて、そのセミナーのタイトルは「未来の想像から、未来創造へ」。

年頭2月の開催と言うことで、今年2016年を占う意味で大きなキーポイントを予想させる。

では、JAPaNが予測する2016年とはどうなるのか?

まずは【店舗数】。

2015年は「600店舗が閉店している」現状。つまり、全国各都道府県でそれぞれ12店舗が閉店している計算になる。特に大都市を除くローカルな地域が顕著に現れた昨年であったが、今年はその大都市でも閉店店舗が現れる。

しかし、昨年の新規店舗が「150店舗」あったように、『都市部での閉店は、即新規店舗にチェンジする事となり、「閉店はローカル・新規開店は都市部」に偏る、と読む。

そもそも打ち手が日報のコメントにもあるように「ボッタクリ店舗は潰れれば良い」と言う論は、確実に現実化することとなり、年間1千店舗(10%)くらいが、毎年閉店する事は必然の流れとなるかも知れない。

そして【業界の健全化】と言うテーマの収束を図るためにも、行政もメーカーもホールも動きを加速する。

1月には、業界関連団体の新年総会が開催される訳だが、多くの宿題を残したままの2015年末から、そのやり残した宿題をしなくてはならない2016年前半となる。

主体となるのは、「高射幸性遊技機の撤去」だが、昨年の業界全団体協議(21世紀会)では、パチンコ30万台・スロット30万台の年内撤去が確定しているが、更なる上乗せもあるだろう。

それらの余波を受け【メーカー販売台数】はどうなるのか?

年間の販売台数が、「パチンコ=200万台・スロット=100万台」が全体としての上限値だが、それには及ばない可能性が高い。

もっとも、ホール数が減少していく中、それは無理である。

メーカーとしては、コストダウンは必須な状況で、各メーカーのグループ内統合は当然の成り行きで、無論生き残れないメーカーは、業界から退出して頂く事になるだろう。

また、【ホール】としても外部要因としての稼動低下があり、内部要因としての人材確保もままならない現状、、多くの「運用スキームの見直し」も迫られる事にもある。

それらを含め、新しい時代背景の中で、ホールもメーカーも周辺機器業者も生き残るため、「知るべきこと」「学ぶべきこと」「考えるべきこと」も多々ありそうな1年である。


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一般業種とのコラボで新たな集客アプローチ


ニューライフスタイル主催のPマネージメントセミナーin大阪2015より。

パチンコ脳から一般脳への脱却を図り、違う視点がなければ「新たな発想も生まれない」と力説するのはエースプロのカズマ氏。同社がこれまでやってきたプロモーションを見ればそれが実践されている。

同社はクライアントの営業会議にも参加して企画を練って行く参加型のプロモーションを得意としているが、集客ありきのプロモーション会議では、必ずグレーゾーンの領域へ入り込み、結局は行き詰る。パチンコにどっぷり浸かっていると新たな発想は生まれないことを体験してきた。

同社ではことし4月からカラオケのJOYSOUNDとコラボして、「ぱちカラ」を開始している。パチンコ・パチスロに使われている楽曲を歌いたいファンのために、専用ジャンルを作ってしまった。

JOYSOUNDシステムを導入している全国のカラオケボックスやスナックで「ぱちカラ」を楽しめる。

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この企画の発想はパチンコ・パチスロファンが多い同社では、カラオケに行った時にパチンコの楽曲縛りでカラオケ大会をすることがあり、企画の原点はまさにここにあった。

これだけに止まらず、プロモーションビデオの制作も手掛ける同社では、サンセイとタイアップして「ぱちカラ」用に、牙狼金色になれのオリジナルPVを制作してしまった。映像を見ているとパチンコを打ちたくなるように作られている。

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営業支援策としては曲間に導入告知のCMを流すことができる。

同社は一般企業とコラボすることを実践しているが、ユニバーサルの緑ドンがリリースされた時は、居酒屋チェーンの白木屋とタイアップして、緑ドンのメニューを提供した。

現在ホール向けに展開しているのが、近隣の飲食店とのコラボ戦略だ。飲食店にホールのポスターを貼らせてもらったり、コンパニオンを近隣の居酒屋に派遣して、ホールの会員募集を行ったりしている。

会員募集は居酒屋などで見かけるタバコのサンプリングしているコンパニオンを想像すれば分かりやすい。

夜7時から10時まで4店舗を回り、66人に声を掛け、ホールの紹介と共に会員募集を行った結果、その場で8人が会員になった。後日、店長自筆の手紙と会員カードを郵送した結果、8人全員が来店した。

ポスターはホールが実施しているクーポン協力店の飲食店などに月1回エースプロの社員が貼りに行く。飲食店側にはポスターを貼ることでフィーが入る。

それまで、違うパチンコ店に行っていた飲食店の店長が、ポスターを見ている内に愛着が湧いてポスターの店舗へ通うようになった。

飲食店は地域のコミュニティーの場である。そこにホールのポスターが貼っているだけで、パチンコの話題も生まれる。口コミも非常に発生しやすい場所である。

このように一般業種とコラボして外から集客して行く発想が必要になる。


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