パチンコ日報

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感心からの共感、安心からの信頼を作り出せる店は強い


パチ元会セミナーより

■テーマ
これからの接客の創り方
「自店を知り、強みをブランド化させる接客とは」

パチ元会講師(JAL CAインストラクター) 石田恵子

接客とは何か? 接客で集客できるのか? 接客で差別化できるのか?とよくいわれるが、これからの接客のヒントを話します。

まず、今まではこうだった。パチンコはこうあるべき、という考え方を捨て、今までの価値観を取っ払うことから始める。そして、判断基準はお客様のためになるかどうか。最後に自店の内部環境はどうかを考える。

お客様がパチンコ店を選ぶ判断基準は以下の順番になる。

①ホールへの行きやすさ(ハード)

②ホールの居心地の良さ(ハード、ソフト)

③好きな台が多い(ハード)

④店員の態度が良い(ソフト)

ハード面を重視する意見が多いが、では、ホールの居心地の良さとは何か? それは以下の3つ。

①人が作り出す雰囲気

②痒いところに手が届く接客

③人が作り出す空間づくり

つまり、居心地の良さとは人が作り出して、演出できるものである。

お客様は満足しているから通うが、不満があれば行かなくなる。例えば、スタッフの水準が基準以上なのに、1人でも達していないと態度が悪い印象を与え、行かなくなる原因にもなる。

これからは「お客様」を主語に物事を考える。個々のニーズにいかに対応できるか。できるか、できないかが居心地のよさの分岐点ともなる。

従来、接客の最終目的は稼働を上げるため、粗利を上げるためと考えられていたが、このような接客は通用しなくなる。臨機応変な対応ができる現場力がこれからは求められる。

居心地が良くて、きれいなホール作りを人材教育の一環として取り組む。人が創り出す演出のためにも。

次の項目で自店の接客が水準以上か、以下かを認知すること。

・笑顔対応
・トラブル処理能力
・迅速な対応
・機械知識
・お客様への関心力
・チームワーク力
・コミュニケーションスキル
・スタッフの活気

この時にアルバイトスタッフの知識も確認すること。交換率や機械説明ができないアルバイトがすごく増えている。ただ、頭ごなしに叱るのではなく10代の若い子の価値観に合わせる時代になっている。

スタッフの価値観、認識の足並みが揃ったら、うまく回るようになる。スタッフが自分で考え、行動するようになる。そして、強みをブランド化することができる。

自店の接客の強みをブレーンストーミングでどう表現できるかを行う。その場合、否定から入るのではなく、出たアイデアを尊重しながらフォローアップしながらやらせてみる。自分の考えたことをやらせることがモチベーションアップにもつながる。

例えば、自店の強みが「元気さ」としたら、それをどう感じてもらえるかをブレーンストーミングしてみる。否定厳禁、自由奔放、便乗効果、量を求めるなどのルールを設けると面白いアイデアがどんどん出てくる。

これからのパチンコ業界の接客について考えてみる。もはや、おもてなし接客は、されて当たり前で、感動接客も通用しなくなってきている。なぜなら、感動接客は慣れてしまうからだ。

次はどうやってお客様の心を掴むか? それは感心させる接客になる。「このスタッフは凄いな」。これが感心。感心するとお客様は心の中にプラスのスタンプを貯めてくれ、それが信頼と安心につながる。

これからの時代、自店でしか提供できない価値を作れない店は潰れて行く。

自店が提供しているものがお客様のニーズやウォンツとズレていないかを再確認することも必要。

感心からの共感、安心からの信頼を作り出せる店は強い。これは人が創れることでもある。それをやるかやらないか。やった店はお客様から選ばれ、必要とされる店となる。



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完全禁煙化が進まなければ一般からは近寄りがたい娯楽産業になる


グローバルアミューズメントが2017年度版のパチンコ・パチスロ参加人口調査を3月30日に発表した。

調査は全国3万人のパチンコ・パチスロ遊技者を対象にインターネットで調査。20代~60代まで男女別に調査したもので、ユーザーの動向がレジャー白書などよりもより現実に近いものが見えてくる。

パチンコ・パチスロを過去3カ月に1回以上行った人を参加人口と定義した結果、パチンコ遊技者は993万人(前年比11.9万人増)、パチスロ遊技者は757.7万人(前年比48.1万人増)といずれも前年を上回る結果となった。



今回の調査でパチンコ業界として注目したいのは、健康増進法に伴うパチンコホールの完全禁煙化問題だ。調査したユーザーが完全禁煙をどのように捉えているのか、業界も知りたいところである。

同社では喫煙できるホール環境が非喫煙者の新規ユーザー獲得の障壁になっていないか、ということと、完全禁煙でタバコが吸えなくなったらどうするか、ということに着目していた。

まず、調査した遊技者の喫煙率は47.5%だった。JTの調査では喫煙率は男女合計で19.3%(男29.7%、女9.7%)と比較しても、遊技者の喫煙率はかなり高いことが分かる。

パチンコホールが完全禁煙になった場合、喫煙者は56.9%がパチンコホールに通うことを「減らすと思う、やや減らすと思う」と回答。一方の、非喫煙者は45.5%が「増えると思う、やや増えると思う」と回答した。ここは喫煙者と非喫煙者では意見が分かれるところだ。

分煙環境の設問では、分煙に配慮しなくてもいいと答えたのは約1割。喫煙者も何らかの対策は行うべきと考えている。

分煙環境の意識では喫煙者は「分煙ボードや空気清浄機設置」「フロア分煙」が8割。対して非喫煙者は「フロア分煙」「完全禁煙」と分煙環境をより強力に求める回答が多かった。

喫煙者と非喫煙者では喫煙者の方が投資額が全レートで非喫煙者より2000円以上高かった他、遊技時間、頻度とも高いことが分かった。喫煙者の方がヘビーユーザーでもある。



同社は法規制もない現状で完全禁煙を実施することについては、次のように分析している。

「喫煙者は他店へ流出する懸念がある。ホールの経営環境が厳しくなる中、常連客が減る施策は単一法人レベルでは実行しにくい。喫煙者を流出させず、非喫煙者の市場参入障壁を取り除くためには、受動喫煙が強化されるタイミング(2020年頃?)で、ホール業界も完全禁煙化した方が良いと考える。業界全体での完全禁煙化が無理ならば、市場影響度の高いメガ大手が完全禁煙化を進めつつ、タバコ環境が良くない弱小店を淘汰した方が人口増加においてはプラスに向かうと考える。完全禁煙化が進まなければ、パチンコ・パチスロ業界は一般の人からは近寄りがたい娯楽産業になってしまう」


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お知らせ…現場力を向上させるための女性リーダー育成の強化合宿


去る3月3日、東京・中野サンプラザで、パチンコホール企業で働く女性を220名集めた「SMILE FOR ALL!P-WOMEN’S SEMINAR」(以下P-WOMEN’S SEMINAR)を主催したSPARKSNETWORKが次なる女性活躍推進の企画を発信した。

題して「P-WOMEN’S CAMP」(以後、PWC)は、1泊2日の女性リーダー育成を目的とした合宿で、6月27日~28日の2日間に亘って都内で開く。

合宿のカリキュラムは、女性リーダーの役割、目標設定、仕事力を高めるためのコミュニケーションスキル、女性リーダーとしての部下育成スキル等多岐にわたる。

SPARKSNETWORKの中村恵美社長は、パチンコホールで女性リーダー育成にかかわる中で、女性社員に対して以下のように「惜しい!勿体ない!」と感じる場面が少なくなかった、という。

・研修では真剣に学び、素晴らしい発信や感想文提出をしているにも拘らず、研修後に上司に報告していない(報・連・相)。

・会社全体、店舗、上司からの期待を一切確認していないため、誰よりも真面目で真剣に仕事に取り組んでいるがなかなか評価されない(自身の役割や貢献について再考する)。

・周りからどう見られているかの意識が低く、店全体への影響力を考えず言動している(仕事を頼まれやすい人になる)。

・もっと良くなるためのアイデアを持ちながら、改善するタイミングを待っている(小さな事でも日々改善)。

・社内にロールモデルがいないため、今後のライフステージ(結婚や出産・育児)とキャリア形成のイメージが描けず悩んでいる(キャリアプラン形成)。

PWCは、これらの多くの女性社員が苦手としているスキルを1泊2日の合宿で習得することが狙いだ。これらの課題を解決するための講師陣も豪華な顔ぶれだ。

講師は、SPARKSNETWORKの中村恵美社長の他、アイキャンディの福森加苗社長、kaikaの三浦真理社長とパチンコ業界を代表する女性講師で構成される。講師それぞれに強みが異なるため、それぞれが得意なパートを受け持ち、3名の講師で関わることで、理解度・納得度を高め、一人一人に対して手厚くフォローする。

多数の参加者を対象としたP-WOMEN’S SEMINARでは、1wayのインプットに留まったが、参加者本人のアウトプットや参加者同士のディスカッションの時間も多く準備されている。

P-WOMEN’S SEMINAR懇親会で開催されたディスカッションは、大変好評だった、という。

参加者から「ディスカッションの時間が足りなかった」「他社の成功・失敗事例の共有は、参考になったので、即実践したい」「全国のパチンコホールで働く女性が頑張っている様子を知ることができて励みになった」という意見が寄せられている。

ネガティブな情報が飛び交う中、パチンコホール企業で働く女性の成長は、パチンコ業界の希望の光となるか? 本セミナーを受講した女性の成長に期待したい。

■P-WOMEN’S CAMP(PWC)概要

日時:2017年6月27日13:00~28日17:00(2日間)
場所:都内某所(参加者へ個別に連絡)
費用:49,800円(宿泊費別)
対象:リーダーを期待される女性社員

カリキュラム
①キラキラ輝く女性の働き方(中村恵美)
②伝達力向上術(三浦真理恵)
③女性リーダーに必要なスキル(福森加苗)
④参加者ディスカッション(テーマ当日発表)
⑤信頼されるコミュニケーション術(福森加苗)
⑥女性リーダーの役割(中村恵美)

応募締め切り:2017年4月30日

申込みは、こちらから





告知、3月3日、元TBSアナの吉川美代子さんをゲストスピーカーに女性限定のセミナーを開催


パチンコホール企業で働く女性に限定したセミナー「SMILE FOR ALL!P-WOMEN‘S SEMINAR」が来る3月3日、東京の中野サンプラザで開かれる。定員は150名、参加は無料。

無題
無題.....

男子禁制のセミナーを仕掛けたのは、SPARKS NETWORKの中村恵美社長。自身も業界関連企業の女性社長だが、まず、今回女性限定のセミナー開催に至った経緯を聞いてみた。

「先日11月22日に中野サンプラザ開催の無料セミナーに登壇してきました。550名の参加者のうち、女性は20名程度。男性役職者には学ぶ機会があっても女性役職者は圧倒的に学ぶ機会が少ない。そもそも女性は、セミナーという場に慣れていないのと、周りは知らない男性ばかりなので『行きたい!』と思わない人も多いようです。女性向けセミナーとすることで学ぶきっかけを作りたいのです」

まずは、女性社員に学ぶ機会を提供したいとの熱い思いがセミナー開催に至らせたようだ。

セミナーの目玉でもある基調講演は元TBSアナウンサー吉川美代子さんが担当する。

吉川さんは、TBS入社以来37年間、アナウンサー、キャスターとして活躍。また、TBSアナウンススクール校長を12年間務め、2014年5月に定年退職。かつては男社会だったアナウンス業界で、女性のパワーを浸透させた草分け的な存在の吉川さんならではの強い言葉から学ぶ90分を用意している。

前半のパネルディスカッションでは、マルハンのダイバーシティ推進メンバーである高原さん、公楽の旗艦店一関店の女性店長田鎖さん、正栄プロジェクトで女性部長として活躍している簑島さんを招き、「パチンコホールにおける女性の活躍とは何か?」について討論する。ホール、人事、教育、景品等幅広い職務の中で、女性の育成にも長年従事し、現在、どのように子育てと仕事を両立されているのか等、実体験に基づく話をしてもらうことで、業界で働く女性たちの可能性を拡げる貴重な機会になる。

「学ぶ機会が少ない=インプットが少ない女性社員の皆さんは、自分の経験・体験からの判断や自分の感情で仕事を進めるため、管理職になると頭打ちになってしまう人が多いようです。まさにパック・エックスにいた頃の私です。学ぶことは、自分の未来を切り拓くことに繋がると教えてあげたいです」(中村社長)

中村社長自身、毎日全国のパチンコホールへ訪問しているが、そこで直面したことが、相談相手がいない、一人で悩んでいる女性管理職が多いことだった。これまで面談やLINEで個別に中村社長が相談に乗っていた。多くの仲間と出会う機会を作ることで、解決策が見出せるのではという思いから、季節に1回、東京で女子会を開催している。今後は、他のエリアでも女子会を開催し、課題解決に向けて取り組むための情報交換の場を提供できればと考えている。

■開催概要
SMILE FOR ALL!P-WOMEN‘S SEMINAR
日時:2017年3月3日金曜日 12:00開場 13:00開演
会場:中野サンプラザ14階クレセント(東京都中野区中野4−1−1)
参加費:無料(懇親会は会費制)
定員:150名
参加資格:パチンコホール企業で働く女性限定
参加人数: 1社10名以内。応募者多数の場合は、企業ごとの参加人数を制限する場合もある。

セミナー申し込みはこちらから


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雰囲気を変えて大成功した近畿大学に学ぶ


大学受験志願者数が11万人を超え、2年連続で日本一となった近畿大学も30年以上前は、関西のアホ大学に数えられ、怖いイメージがあった。どのような変革の下に現在があるのか?

パチ元会で近畿大学臨床心理士の池本明弘氏が近畿大学躍進のカギを明かす。パチンコ業界にも何かと参考になるテーマだ。

以下本文

30年以上前、新入生を迎えた近畿大学は強引なクラブ勧誘が当たり前で、やんちゃな学生が多かった。中には入部に合意させるために拉致されることもあり、非常に恐れられていた。強引な勧誘を避けるために、5月の半ばまで学校に来ない学生も多く、そこから落ちこぼれて行くこともあった。偏差値は45前後で、他校からは浪速のアホ大学といわれていた。

特に応援団は腕っぷしが自慢で、超ランに剃り込み、角度のついたサングラス姿でミナミの繁華街で他校の学生と喧嘩もやっていた。

これではいけないということで90年代に入ると大学の雰囲気を変えるために、強引な勧誘を廃止することにした。それによって正式なクラブとサークルに分けた。

正式なクラブは高校のインターハイでベスト16以上に入ったものしか入れないようにした。狙いはオリンピック選手を近大から輩出することにあった。

オリンピックを目指す選手と素人が一緒に練習するわけにはいけないので、素人はサークルで活動するようにした。

強引なクラブ勧誘がなくなると、怖いイメージがなくなり、1年生が4月から大学に来るようになった。怖がられた応援団は、女性のチアリーダーを前面に押し出した。

近大は元々野球や相撲、柔道は強かったがオリンピックにはない種目もあり、アピール力が弱いので、力を入れたのが水泳部で背泳ぎの入江選手などのオリンピック選手を輩出したほか、アーチェリーでもオリンピック選手を輩出して有名になってきた。

学校の雰囲気が変わるとおとなし目でオシャレな学生が増えた。

大学の雰囲気を変えた後は、学問での改革に入った。元々近大は理系が強いので、原点に立ち返り、力を入れたのが農学部。この分野は国公立が断然強いが、幸い関西には農学部が強い私大もない。ライバルもいないニッチなところを攻めるために、農学部は奈良に移転した。研究者は京大や阪大で教授のポストには就けないが能力のある先生を口説き落とした。

その結果、2000年代に入って一躍全国区になったのが水産学部の完全養殖マグロ=近大マグロの商品化だ。マグロブレイクによって女子学生の志願者が増え、現在は女子学生の比率が44%に達している。

今は最も難しいウナギの完全養殖の研究も行われている。

東京からも近大で水産を学びたいという優秀な学生が来るようになっている。農学部は1学年だけで3000人を超える学部にまで成長した。

農学部も女子学生が増え、農学部を通じて大学全体のイメージが上がっている。

キャンパス内には英語村がある。出入りは自由でここでは英語のみしか使えない。専任の外国人教師らと平凡な話を毎日行うことで、1年後には日常会話ができるようになる。

偏差値も現在は57前後で関関同立と肩を並べるようになった。

以上

パチンコのイメージを変えるヒントがあったはずだ。まずはお客からボッタといわれないようにすることから着手することだ。


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