パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

メーカー技術者が退職した今だからこそ話せること


民進党の高井崇志議員が、3月31日に提出していた「パチスロ遊技機の旧基準機の認定問題などに関する質問主意書」の中で、検定機と性能が異なる可能性のある遊技機が出荷された原因調査について、いつどのような形で発表されるかを求めていた。

これに対する政府回答は以下の通りで、毎度のことながら、高井議員を満足させる内容ではなかった。

「おたずねについては、現在、調査を実施しているところであり、現時点でお答えすることは困難である」

満足しない高井議員は引き続き、納得するまで追及していくのだろうか?

そんな高井議員が喜ぶような話が飛び込んできた。パチンコメーカーを退職した技術者が、退職した今だからこそ話せる話をしてくれた。

「コンプライアンスを守れないメーカーが大半です。検定を通ったプログラムは、例えば連チャン率の公表値が65%とすれば、実際は70%ぐらい。これぐらいならバレない、大丈夫だろうという思いでやっていることが沢山あった。検査が厳しくなって面白い波を作れなくなりました」

この話が何年前ぐらいのことなのかは分からないが、「4号機はほとんどハズレがなかった。なぜならサブ基板でお客さんが喜ぶ波を作っていたから」と補足する。

現役時代は会社でパチンコを打ち続けていたので、自腹でホールでパチンコを打つこともなかったが、退職後、自腹で今のパチンコを打ってみて、今のパチンコが面白くないことがようやく分かった、という。

「今の機械は単発での出玉が少なすぎる。確変なら1000発でも納得するだろうが、単発はせめて2000発の出玉は欲しい。単発で1000発は本当にガッカリする。単発でも2000発なら遊んでくれるが、1000発ではやる気が起らない」

こんな単純なことが分からない理由は、開発室でおカネも使わず、打ち続けているからユーザーの気持ちが分からなくなる訳だ。しかも連チャンさせることばかりを考えているからそういう発想になってしまうのだろう。

「偶数で4ラウンド、奇数で6ラウンドの機械があるが、4ランドはオマケが25回しかない。これもおかしい。4ランドならオマケは50回で、6ラウンドならオマケは25回にした方が遊ぶ方は喜ぶ」

ホールからは機械代を下げるようにメーカーに要望しているが、メーカーは聴く耳を持たない。またしても50万円という値段を出してきたところもある。

「ホールさんのことを考えて19万8000円で、面白い機械を出そうと企画したことがありましたが、『利益が取れない』の一言で却下されました。しかし、いずれ、値下げして沢山売るメーカーも出てくるんではないでしょうか」

コンプライアンスを守り、適正価格の遊技機が健全な業界を育むことになるのだろう。

でも、いかがわしさも少し残しながら。


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格安航空会社のようなメーカーの出現が望まれる


スロットの強い大手メーカーでパチンコを開発してAさんは、規則の裏をかくような機械を開発する人材が評価され、大手を振る社内体質に嫌気がさして、同業他社へ転職した。

機械メーカーは現在、パチンコとスロットの両建てで機械を開発・販売しているが、スタートがパチンコメーカーかスロットメーカーかで、どうしても専門分野からは脱しきれない傾向がある。

パチンコもスロットも両方売れているのは北斗シリーズのセガサミーとルパンシリーズの平和ぐらいしかない。

「昔ヒットした機種名で出すのは、自信がない現れです。昔の名前でもなかなか売れませんけど。自信があって面白い機械であれば、昔の名前なんか使いませんよ。ATも規制され、この先スロット人気が続くかは疑問ですね。最終的には純Aタイプしか残らないような気がします。決してスロット業界も明るいとは思えません」(Aさん)

シンクタンクの近未来予測ではスロットがパチンコのシェア率を奪い、パチンコ屋という言葉がなくなるのではないかと読んでいるが、現場の開発陣の見方はまた違うようだ。

Aさんが前職を見限ったもう一つの理由が、会社が上位30社だけで経営ができることを模索していたことにもあった。つまり、ホールを育てる気がさらさらないことに嫌気が差した。転職先もその考えはなかった。

上位メーカーは新台を買ってくれる上位ホールしか客とは思っていない。中古しか買わないホールは新台メーカーの客ではない、ということだ。

Aさんはこの業界体質にこう警鐘を鳴らす。

「アメリカン航空は膨大な人件費が嵩む高コスト体質から一度倒産しましたが、この会社はエコノミーの客を荷物としか見ていませんでした。お客というのはビジネスクラス以上を客扱いしていました。ところが、今の時代は彼らが荷物扱いしていたお客を対象にしたLCCが急速に伸びてきています。パチンコ業界にもLCCになるようなメーカーが出てこないとだめです。手打ち式を出したA-gonのような会社がまさにLCCだと思います。そういうメーカーがもっともっと出てくる必要があります」

メーカーの製造原価が10万円ぐらいのものを40万円から50万円で販売している。会社の規模がでかくなれば、会社を維持できないのかもしれないが、既存の上位メーカーが機械代を値下げすることは考えられない。日本の航空業界はスカイマークの参入から競争原理が働くようになった。

中古しか買えないホールでも新台が買える値段で提供できるパチンコ業界のLCCメーカーが出てくることが業界の活性化にもつながる。


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イベントに代わる画期的な集客方法とは


その昔、朝一の集客のために多くのホールが採用していたのがスロットのモーニングサービスだった。大当たりの前にリーチ目が出ることに着目して、最初は手動で打ち込みをしていたが、やがて機械式の打ち込み機が登場して全国に広まる。

しかし、1996年から警察の取締対象となる。福井のホールがモーニングサービスで裁判となり、10万円の罰金刑を受けている。その手法が使えなくなると、次に移行したのが機種イベントだった。これも広告宣伝規制で一切できなくなっただけでなく、機種イベントでもやろうものなら、一発で営業停止処分を受ける。

ホール現場が今一番悩んでいるのが、朝一の集客を含めイベントに代わる画期的な集客方法だ。「それを考えたものは大金持ちになる」との甘言でそのアイデアを聞き出そうとしている。

今は使えない過去はやっていたNG集ならいくつかある。

開店前にハネモノのお竜さんの役物の手の上に玉1個を載せておく。確実にVに入る。先着15名様だったが、ハネモノを打つために朝からお客さんが並んだ。

朝だけ従業員が立っている台は釘が開いているとかもあった。

客は勝つためにパチンコホールへ朝から通ってくる。それなら、その気持ちに応えようとしたのが、昔の営業だった。

遠隔装置を開発した当事者は、大負けしたお客さんをそのまま返したら、二度とパチンコをしてくれなくなる、との思いがあった。明日また来てもらうためには、例えば10万円の負けを1万円の負け、あるいは1万円の勝ちにして返すことが目的だった、という。

遠隔を擁護する気はさらさらないが、昔は客の立場にたってやっていたことだった。研究すれば勝率がアップすることが分かったプロ集団や打ち子軍団においしいところを持っていかれるようになってから、業界はおかしくなってきた。

イベントはガセ。プロにおいしいところを持っていかれないようにするためもあってか、ガセイベントが横行するようになった。その辺りから業界の信用も失墜すると共に、客離れが始まる。ましてや、勝率が悪くなってプロですら足を洗うご時世である。

出版業界も不況業種の一つに数えられているが、宝島社はその中で勝ち組といわれている。ブランドを取り込んでの雑誌付録やグッズ付きムックで業績を上げてきた。3年前は付録体質から脱却する話もあったが、やはり定着した付録を捨てることはできない。

アメリカのプレイボーイ誌も時代遅れとの理由からヌード写真を掲載するのを中止したが、「裸は自然」のタイトルで2017年3/4月号で1年ぶりにヌード写真を復活させている。

読者を喜ばせることが付録であり、ヌード写真であるということだ。

パチンコももう一度原点に返って、どうやったらお客さんが喜んでくれるかを考えれば、集客も難しい話ではない。営業方法でいえば今とは真逆のことをすればよい。


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ギャンブル依存症の着地点はパチンコを叩いて終了か?


パチンコ依存症の自己診断チェックシートがある。10項目中当て嵌まるのが5項目以上あれば、立派なパチンコ依存症で1~3つは予備軍、6項目以上は重度のパチンコ依存症とされている。

・パチンコ・パチスロの事がいつも思い出され、頭から離れないことが多い。
・パチンコ・パチスロで興奮をして途中で止められず、お金をつぎ込んでしまう。
・パチンコ・パチスロを過去に減らしたり止めようとしたがうまいかなかった事がある。
・パチンコ・パチスロを減らしたり止めようとするとイライラしたり、落ち着かなくなる。
・パチンコ・パチスロをするのは問題や不安から逃げ出す手段や不快感からの逃避のためだと思う。
・パチンコ・パチスロですってしまった時にすぐに取り戻しに行ったり深追いをしてしまう。
・パチンコ・パチスロにのめり込んでいることを家族など親しい人に隠したり嘘をついている。
・パチンコ・パチスロで遊ぶお金を工面する為に違法の行為をしてしまったことがある。
・パチンコ・パチスロにのめり込んだ事が原因で、仕事や、人間関係に重大な影響を与えたことがある。
・パチンコ・パチスロにのめり込んだための借金など経済的な事で他人に工面を依頼したことがある。
(出典:借金返済からの脱出より)

全国紙の記者がIRカジノ法から派生したギャンブル依存症対策問題で、パチンコの依存症を取材している。パチンコ業界は門外漢なので業界事情は詳しくない。ギャンブル依存症問題では疑問に感じることがいくつかある。

まず、厚労省が発表した日本のギャンブル依存が疑われる数が536万人という数値だ。このうちパチンコ依存症が大半ともいわれている。遊技人口は1000万人とすれば、半分以上がパチンコ依存症にかかっていることになる。まず、着眼点はこの数字が本当に正しいのか、ということである。

パチンコ依存症の定義としては自己診断チェックシートで少しでも当て嵌まれば、予備軍から重症患者となる。

「薬物依存症では切れるとまたやりたくなるように、パチンコも行きたくて、行きたくてしかたない人が依存症ではないだろうか。つまり依存症のバロメーターは回数だと思う。毎日行く人は明らかに依存症だと思う」(全国紙記者)と持論を展開する。

そこで、業界の各団体に依存症が疑われる人の数を調べるために、電話取材したがどこもそういう数字については持ち合わせていなかった、という。

会員管理システムを導入しているホールなら、毎日来ている客も把握できる。そういうケースではホールは客に注意を呼び掛けるのか、ということも気になっている。

パチンコを含め公営競技にも取材をかける中で、一番たちが悪いのが競馬だという。

「競馬は子供連れでも行ける環境を整えているが、あれは将来の競馬ファンを育てるための作戦です。実際、子供に予想させている親もいますからね。まず、子供連れ入場は禁止しないと公平さがないと思います。さらに、3連単やWIN5で射幸性をどんどん上げて行っています。公営だからと言って射幸性を上げることや子供の入場を規制しないのはおかしい。ギャンブル依存症問題はパチンコを人身御供にして終わりじゃないでしょうか」

ギャンブル依存症の着地点を求めてきょうも取材はつづく。


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JTさん、完全禁煙になっても喫煙者がホールへ行きたくなる方法を考えて


「もちろんノルマはあります。でも、これだけの店舗を抱えながらノルマを達成できている店舗の方が圧倒的に少ないです。遊技人口はじり貧ですから現状維持でさえ難しい。業界の将来、つまり、日本の人口が1億人を割る30年先のことを考えるよりも、われわれ現場の店長は1カ月先しか見ていません」と話すのは大手ホール店長。

社内では出世頭の店長でさえも、稼働を上げる方法に打つ手がないことがこの言葉からも伝わって来る。

現状を打破できない中で、社内で問題になっているのが、受動喫煙防止のために2020年から施行が懸念されている健康増進法による屋内の完全禁煙だ。ただでさえ稼働が落ちているところに完全禁煙になれば、さらに稼働低下に拍車がかかることを恐れている。

同社では完全禁煙も実施している店舗があるが、稼働などを含めて喫煙店舗よりも厳しい現状稼働データが実証している。

「完全禁煙になったら稼働が5%落ちるという調査もあります。喫煙者がうちの店なら禁煙になっても喜んできてくれる方法を考えだしたら出世すること間違いなしです」(同)

グローバルアミューズメントの調査(遊技者3万人のアンケート)では、遊技者の喫煙率は47.5%だった。JTの調査では喫煙率は男女合計で19.3%(男29.7%、女9.7%)と比較しても、遊技者の喫煙率はかなり高いことが分かる。

喫煙者と非喫煙者では喫煙者の方が、投資額が全レートで非喫煙者より2000円以上高かった他、遊技時間、頻度とも高いことが分かった。喫煙者の方がヘビーユーザーでもあることも分かった。

完全禁煙になった場合、喫煙者は56.9%がパチンコホールに通うことを「減らすと思う、やや減らすと思う」と回答。一方の、非喫煙者は45.5%が「増えると思う、やや増えると思う」と回答した。

これらのアンケート結果から推察しても、ヘビーユーザーが多い喫煙者が完全禁煙化によって来店頻度が落ちることから稼働、売上低下が懸念される。

そこで浮かび上がってくるのが電子タバコの普及である。電子タバコはタバコか否かは議論が別れるところで、禁煙スペースで電子タバコが吸えるかどうかは自治体によって判断はまちまちだ。

完全禁煙になっても電子タバコが認められるようになれば、喫煙者がホールから減少することに一定の歯止めをかけることはできる。

パチンコ愛好者にはタバコ愛好者が多いことが分かっている以上、JTとタイアップして電子タバコを普及させるために、パチンコ景品で電子タバコの本体を安く提供できたら、双方にメリットがある。

本体を安くできないのなら、一定期間電子タバコのフィルターをキャンペーン価格で提供するなどの方法も考えられる。

JTにとってもパチンコ業界は大切なお客様でもある。いっそのことJTが禁煙になっても喫煙者が喜んでパチンコホールへ行きたくなる方法を考えてくれたらいい。


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