パチンコ日報

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立ち直り日記vol.11


オーナーからのオーダーは、以前も寄稿した中に記述してあるが「集客力」と「従業員能力」を高めること。



要するに「優れた企業を創る」こと。しかもお金をかけずに。



「ディフェンス」の部分では、投資効率の向上や、単純だが経費の削減が主。



「オフェンス」の部分では、アプローチと営業力の強化やマンツーマンマーケティング力など。



時期的には若干前後するが、経費の見直しは最優先事項なのでいち早く着手した。



削減対象はまず「機械代」「人件費」「販促広告費」が真っ先に上がる。



先日の記事で「手書きハガキ」の策に対して、コスト意識のディベイトが

あったと記憶している。



本件でもDMは「手書き封書」。無駄な投資は避けるべきだが、その費用を捻出するのは容易。財務状況を把握すれば済む。



機械代や人件費、販促広告費を適正に運用出来ているホールはどのくらいあるのだろうか。



細部までの把握をせず、売上や粗利を判断材料にして「経費がない」と言っている店舗責任者もたくさん見てきたが、その様な方々の多くが「本部サイドや店長以上クラスの計画した経費予算に従う事」で四苦八苦しているのではないだろうか。



「自由度」のない法人は面白くない。



今回のケース、経費の見直しはいくつかポイントが。



とある大阪の法人の文言を借りれば「脱新台入替」。加えて、「人件費の圧縮」「広告費用の圧縮」。



「新台を入れないとお客様が減る」という営業部長の提言は無視。



「人件費は今が適正です」という元店舗責任者の陳情も無視。



「チラシの部数と回数は今でも少ないくらいだと思う」という社員達の訴えも無視。



全て改善しなければいけない。



今までの手法が「正しい」ならば、効果は出ているはずなので。



新台もイベントもチラシも、劇的な効果がなく、横ばいでしかないホールは思い切って見直すべき。



おおよそではあるが、機械代は80%、人件費は8%、販促費用は20%を削減。



これである程度資本を動かせる様になったはず。



興味本位で、利益低迷中のホールの方の経費の使い方に関してのお話も是非聞いてみたいものだ。



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立ち直り日記vol.10


改装が終了し、開店1時間前。



寝坊した…。



焦った。



車を飛ばし店舗へ到着。



寝坊したとは言え、つい先ほどまで準備を行っていたため、最早開店を待つだけ。



開店30分ほど前に店舗へ到着。



入場口の開店待ちは…想像通り。決して多くはない。



今まで散々不誠実な営業を行ってきて、改装したくらいで贖罪が済むとは思っていない。



スタートラインへ立つ前のエントリーが終わった程度。



いよいよ開店。



お客様のお出迎え、元気な声でご挨拶。



ホールの巡回を行いお客様の反応を伺う。生の声を拾うことも忘れない。



稼働率はピークで5割行けば良いところだろう。



と、思っていた矢先にトラブル続出。



JC、ユニット、サンド、ホッパー…



次から次へと頻繁に。



何とか閉店を迎える。



稼働目標には残念ながら少し及ばなかった。



全てはこれから。



今までの「資本投下」を含めた全ての施策が、効力を発揮しなかったのは顧客の購買心理を刺激できなかったから。



これからの施策は、まずアプローチを行うこと。業界問わずマーケティングで最も重要なファクター、アプローチ。



今回のコンセプトは、過剰にならず、顧客の興味をひき、購買意欲を起こさせる。且つタイミングも見極めつつ。



そこで初めて全ての策がリンクするのではないだろうか。



先は長い。



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立ち直り日記vol.9


そこそこ朦朧とする意識の中で、明日は開店という程よい緊張感。



今回のケース、開店がゴールでもなければ、スタートラインですらない。



この改装を行った上で、早ければ1カ月ほどでようやくスタートラインに立つことが出来ると考えている。



改装や入替で稼働貢献に期待をしたり、CS向上に期待をするのは店舗の一部の管理者のみ。



よほどの信頼関係がない限りは「鼻息荒く開店を待ちわびる珍管理者と、それを眺める従業員達」の構図が出来る。



要するに温度差があるのだ。



そこは押しつけでは解消出来ないし、命令や規則でも意識は改善出来ない。



なぜならリアリティがないから。



社員やアルバイトにとって「集客する」「稼働を上げる」と言うのは、心の底からモチベートできる要素ではない(場合が多い)。



「集客出来るから何?」

斬ってしまえばこのようなイメージ。



今回のケース、改装を行えばとりあえずの客数は増える。



そこで全従業員に「目的意識」と「納得」や「共感」を共通認識させる。



何故接遇マナーを強化するのか、何故集客をするのか…。



目的意識を極端な話オーナーと同様のレベルまで昇華させていく。



どのようにお客様を感動させるのか、何を用いて集客していくのか…。



その際に最も大切なツールは「スタッフ」だと言うことを時間をかけて理解させていく。



地域密着型の小型店舗なので、資本の投下先が「機械」では効率が悪い。



「出玉」では、その辺に横行する似非コンサルと変わらない。というか芸がない。



「集客力」と「従業員能力」を同時に高めるのが今回のオーダー。



そこにお金をかけるようであれば誰でも出来る。



テーマはお金をかけないこと。



言うは易いが行うは厳しい。



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立ち直り日記vol.8


改装工事で最もシビアに留意しなければいけないことの一つに「機械台の調整」がある。



要するに釘。



意味もなく膨大な玉数を打ち込んで、感覚で良しとする法人も多いが、我々の打ち込み数も決して少ない方ではない。



その作業で大切なのは、いかにロスを少なくするか、と言うこと。



最近の機種では、特賞時右打ちや確変中右打ちの機種が多い。



すなわち、試打の最中もハンドルを操作する必要があると言うこと。



その操作を遅らせてしまったり、賞球詰まりに気付かなかったりしたらそこでアウト。



データに異常が出るため。



パチンコ日報をご愛読の皆様はご存じだと思うが、試打は非常に面倒。



単純な作業なのだが、呆けていて出来る作業ではない。



また、ホールコンには終始張り付いて、データの異常を確認しなければいけない。



そして、そのデータのチェックが出来る人物がいない。



答えはシンプル。



その他全ての作業確認や指示、全て後回しにしてデータチェックをしなければいけない。



その日寝なければ済む事だが、そう簡単に割り切れるものでもない。



明日は開店前日。



大丈夫だろうか。



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立ち直り日記vol.7


大晦日。



業界には長いこといるが、GWや盆暮れ正月を堪能したことはない。



と、いうより、堪能できるほどのポジションに就いたことがないと言った方が正しい。



まだそこまで営業に注力しなくても良い時期なので、今年こそは大晦日を堪能してやろうと誓った。



大晦日、閉店時間は20時。閉店作業も見届けぬまま、20時30分には店を後にした。



「後は頼みます」と言い残し。



自宅へ到着したのが21時前。ここからはより私的な話になるので、詳細は省くが、初めて一般人と変わらない感覚で年越しが出来た。



特に感慨深いことは無かったが。



年が明け、初詣も済み、特筆するべき点もない営業をこなすこと5日。



いよいよ改装工事が始まる。



リミットは突貫込みで84時間。



『ハード』の部分の店舗改善。抜かりはない、はず。



ところが、ありがちなボーンヘッドが出てくる出てくる。



結論から言えば、すべて私のミスになるのだが、「そこまで確認しないといけなかったのか?」と言う内容ばかり。



典型的なプレイヤー肌の私は、広い管理が大の苦手。



感覚で「分かるよね?」と言うことは聞かない。



確認しない。



甘かった。思い知らされた。



とことん隅々まで確認をしないといけないと、改めて認識。



ん?じゃあ、この社員達は要らないんじゃないのか?

と言う疑問にはとりあえず蓋をする。



改装工事は始まったばかり。



つづく



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